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NEWS

Cisco社主催「第5回Cisco D-1グランプリ」審査員特別賞受賞

お知らせ

ネットワンシステムズ株式会社&ネットワンパートナーズ株式会社のメンバーで、シスコシステムズ合同会社主催の Cisco Developer-1(略称:D-1)グランプリ※に参加しました。異業種/学生と様々な団体がエントリーされた中、1次選考で7チームに勝ち残り、ファイナリスト進出を経て、2026年9月28日に行われたファイナルステージのプレゼンテーションにて審査員特別賞を受賞しました。
なお、当社チームは第1回大会(2022年)から継続して本大会に参加しており、第3回大会(2024年)の優勝を含め、今回で5大会連続の受賞となりました。
※Cisco製品のプログラマビリティや他のアプリケーションとの連携によって新しい価値を創造し、社会やビジネスに貢献できる作品を発表するコンテスト。

本コンテストでは、あらゆるシスコ製品を対象として作品が募集されており、社会課題の解決をテーマに、以下のような領域が対象となっていました。

  • グリーン、GX、サステナビリティ
  • 少子高齢化・労働力不足
  • 地方創生・都市と地方の格差
  • 安全・安心な社会の実現
  • AI時代の情報リテラシー


ネットワンシステムズでは、マテリアリティ(重要課題)の1つとして安心・安全な高度情報社会の実現を目指しています。今回は、「少子高齢化・労働力不足」「地方創生・都市と地方の格差」「安全・安心な社会の実現」の3つのテーマに焦点をあて、行政が届かない地域へ、AIとモビリティで行政と安心を届ける「Mobility Edge Pod」ソリューションの開発に取り組みました。

(写真左から:シスコシステムズ合同会社 執行役員 マーケティング本部長 水谷 雄彦様、ネットワンシステムズ ビジネス開発本部 イノベーション推進部 塩屋 晶子、ネットワンパートナーズ ビジネス開発本部 事業推進部 吉川 和也、ネットワンシステムズ ビジネス開発本部 イノベーション推進部 竹野 織、 加藤 耕志マルク、 織原 卓司)

受賞作品について

人口減少や高齢化、自治体職員の不足、市町村統合による行政サービスへのアクセス格差といった地域課題に対し、AI Agentとモビリティを組み合わせた自治体向けソリューション「Mobility Edge Pod」を提案します。

Mobility Edge Podは、モビリティに通信、エッジコンピューティング、AI Agent、カメラなどを搭載し、行政サービスを住民の生活圏へ届けるとともに、走行中に道路や周辺環境の状況を把握する構想です。

住民にとっては「走る市役所」、自治体にとっては「走る道路センサー」として機能し、限られた人員でも行政サービスと地域の安心・安全を維持することを目指します。

1. 巡回モビリティ市役所

人口減少や市町村統合により、行政窓口や支所が集約され、住民が手続きや相談のために長距離を移動しなければならないケースが増えています。特に高齢者や交通手段を持たない住民にとって、窓口への移動は大きな負担となります。

巡回モビリティ市役所では、モビリティが住民の生活圏を定期的に巡回し、車内で行政手続きや相談を受け付けます。

車内では、対話型ロボットとAI Agentが住民の相談内容を聞き取り、必要な手続きや担当部署を整理します。必要書類の案内、申請内容の整理、申請書の下書き作成などを支援し、複雑な相談やAIだけでは判断できない内容は、Cisco Webexを通じて市役所職員へつなぎます。

なお、本人確認、正式なデータ登録、証明書の発行、行政上の最終判断などは、既存の業務システムおよび自治体職員が担うことを前提としています。AI Agentは、住民と行政の間に立ち、相談内容を整理して適切な手続きや職員へつなぐ役割を担います。

2. 道路・危険箇所モニタリング

自治体では、道路の老朽化や災害による被害を点検・把握するための人員確保が課題となっています。広い地域を限られた職員で巡回することは難しく、道路の異常や危険箇所の発見が遅れる可能性もあります。

道路・危険箇所モニタリングでは、巡回モビリティに搭載したカメラとエッジAIを活用し、走行しながら道路や周辺環境を継続的に確認します。

車載カメラで撮影した映像は、車載エッジ基盤で一次解析します。異常の可能性がある映像や必要なイベントクリップのみをクラウドへ送信することで、通信帯域やクラウドへのデータ転送量を抑えます。位置情報や撮影時刻と映像を組み合わせることで、異常箇所を地図上で把握し、道路管理や防災対応に活用できます。

AI Agentは、検知結果をもとに、異常の内容や緊急度、関係する担当部署などを整理し、職員への通知や現地確認、補修対応につなげます。AIの検知結果をそのまま危険確定や補修決定とするのではなく、道路管理者による確認・判断を支援する仕組みとして運用します。

※ソリューションはコンテストへの応募作品であり、販売はしておりません。

審査基準

審査は、以下の5つの基準に基づいて評価が行われました。

  1. シスコ製品の効果的な利用
  2. 独創性・先見性
  3. 社会貢献性
  4. ユーザビリティへの配慮 (UI/UX)
  5. ビジネスへの発展性

シスコシステムズ合同会社からのコメント

・受賞理由・評価ポイント

労働力不足、高齢化、インフラ老朽化という日本が直面する喫緊の課題に対し、モビリティを活用して行政サービスを住民へ届けるという着眼点は秀逸であり、住民・自治体・社会の三方に資する新たな発想として高く評価いたしました。

・今後の期待やメッセージ

モビリティに関する課題が解消されれば、早期の社会実装が期待できる優れたソリューションだと感じました。自動運転技術の深化に加え、災害時や、インフラ保全への応用を見据え、実用化へ向けた歩みを加速されることを期待しております。

おわりに

弊社ではイノベーションセンター netone valleyを実証実験の場と位置付け、様々な社会課題解決に向けたプロトタイプ開発を推進し、パートナー各社との共創を進めております。
ご興味が御座いましたら、弊社営業までお気軽にお問合せください。

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