- サステナビリティ
- ESGの取り組み
品質マネジメント
基本的な考え方
当社グループにとって、正しい手順で正しい仕事をすること、及び、お客様と約束した内容に沿ってサービス品質を確保することは不可欠です。業務品質の確保と向上においては、お客様に提供するシステム・サービスの案件獲得・収益向上・リスク管理・品質管理・関連する業務統制に係る案件対応プロセスを標準化したPMS(Process Management System)ガイドラインに基づいた案件審査を実施しています。
推進体制
一連の案件対応プロセスであるPMSガイドラインは、大きく受注前のセールスプロセスと受注後のデリバリプロセスの2フェーズから構成されます。原則として審査において、関係者にて案件内容のレビューを行い、各リスクの合意形成を図った上で、セールスプロセスでは営業部門の本部長が案件実施を判断し、デリバリプロセスでは技術部門の本部長がリスク対策の検討・実行を判断します。審査では、技術、プロジェクトマネジメント、ビジネス、コンプライアンスの4つの観点で案件を検証します。さらに、業務統制本部では審査の運用状況をモニタリングし、指摘事項の履行状況を追跡するなど、品質保証を果たす仕組みを構築しています。
また、当社独自の業務プロセス管理であるPMSのほかにマネジメントシステムの認証としては、販売商品・保守部材の品質・物流・在庫を一元管理する「品質管理センター」でのコンピュータネットワーク機器の検査及び検証業務において「ISO9001」を取得するとともに、お客様のICT基盤の高可用性を支援する「エキスパートオペレーションセンター(XOC)」において、コンタクトセンターの業務品質を国際基準で評価する規格「COPC® CX規格 CSP版 Release6.1」を取得しています。