- サステナビリティ
- ESGの取り組み
企業文化の醸成
Purposeに基づく企業文化の醸成
基本的な考え方
当社グループは、二度と不正を起こさない企業文化醸成の基盤を着実に構築すべく、2022年に新しい企業理念体系(Purpose、Mission、Vision、Values、WAY)を策定しました。現在、当社グループは業界内で唯一無二の存在として社会・顧客課題を解決できる存在を目指しています。当社グループのさらなる飛躍のためには、経営陣・社員全員への企業理念体系の浸透が不可欠です。Purposeから導き出した一連の戦略的なストーリーを実践することにより、企業価値を向上させるとともに、当社グループの構成員一人ひとりの考え方・判断の基準となるWAY(行動指針)の浸透により、その実効性を高めていきます。
推進体制
過去の不祥事を二度と繰り返さないため「企業文化改革」を重要施策と位置づけ、その専門組織であるガバナンス・企業文化諮問委員会を取締役会の諮問委員会として設置しています。企業文化改革と再発防止策の履行浸透のさらなる推進を図るべく、ガバナンスの強化、企業文化改革、再発防止策の継続的な履行、内部統制システムの強化の取り組みを進めています。
主な取り組み
再発防止策の遂行
当社グループは、「外部調査委員会調査報告書~ガバナンス・企業文化の観点から~」における調査結果・提言を真摯に受け止め、2021年5月13日付の「再発防止策」を実行することで内部統制を実効的に機能させ、抜本的な企業統治や企業文化の改革に全社一丸となって取り組み続けています。
イベント活動を起点とした理念浸透の取り組み
さまざまな参加形態のイベントを開催することで、対話を通した理念浸透のアプローチを増やしています。
イベント概要 |
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ビジョンウィーク 新しい企業理念の認知と理解を深め、腹落ちと行動を促す週間として、各本部の取り組み紹介、外部講演、アワード結果発表などのプログラムを開催 |
RCT 企業理念に共感し、腹落ちしているメンバーを増やすことを目標に、経営層と社員が新企業理念についてディスカッションする場を設定 |
ワークショップ 組織文化調査にて抽出された社内課題と企業理念体系との関連性を議論した上で、理念浸透プロジェクトメンバーで改善策を検討 |
ツール活用による理念浸透の取り組み
企業理念やWAYの内容をより深く理解できる漫画、動画や、アイコンとしてさまざまな用途で活用できるWAYのピクトグラムを制作しています。
勤怠入力画面では、出勤画面にて日替わりでWAYを選択入力することで、毎日の業務で意識できる「1日1WAY」を導入しています。また、ポスターやパワーポイントのテンプレート、Web会議システムの背景画面に企業理念やWAYを入れ、日常的に目につく仕組みにしています。
組織文化調査と企業文化モニタリング調査の実施
当社グループでは、組織文化の改革・形成活動の一環として年1回、組織文化調査を実施しています。この調査結果をもとに、組織文化に関する課題を洗い出すとともに、改善に向けた各施策を実行しています。併せて、その施策の成果を定点観測するため「企業文化モニタリング調査」を実施しています。