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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

2026.01.27大分トリニータ×ネットワン サステナビリティ共創プロジェクト2025シーズン報告会~Jリーグクラブと地域が創る、笑顔あふれるサステナブルな未来を目指して!~

   

ネットワンシステムズが大分トリニータのユニフォームスポンサーとなり今年で17年目。スポーツを通じた社会貢献を軸に、トリニータや大分県と共に成長、共にチャレンジするパートナーとして強い絆を築いています。



                           

様々な取り組みを実施する中で特に力を入れているのが、スポーツを通じた社会貢献活動。2024年からは、大分トリニータを支える企業や自治体、教育機関と一体になり地域全体のサステナビリティ活動を推進しています。2025年には「サステナビリティ共創プロジェクト」を立ち上げ、環境をテーマに産官学団体と共に地域におけるサステナビリティ意識の向上、社会的価値の創出を目指し活動してきました。同年のホーム最終戦では、1年間の集大成としてネットワン冠試合“ネットワン未来共創サステナブルDAY”を実施。昨年同様、産官学連携による多様な地域貢献イベントを行うと同時に、社会貢献活動の社会的効果を可視化するSROISocial Return on Investment:社会的投資収益率)調査も行いました。今回は、その1年間の総括と活動報告会の様子をお届けします!




はじめに、大分トリニータから今シーズンの総括と、共創プロジェクトに取り組む背景や思いなどが(株)大分フットボールクラブ・ソーシャル担当の橋本宏太郎氏より発表されました。「2025年度は共創プロジェクト始まりの年。サステナビリティ意識向上に関する様々なことを試行しながら、とにかく可視化して多くのことを学ぶことを目的としてきた。様々な人たちに共感してもらうこと、信頼熟成を目指した1年だった。」と橋本氏。ホーム最終戦で行った地域貢献イベントの結果なども含め、クラブの行動が地域の未来を変えることができると実感しています。

ネットワン冠デー“未来共創サステナブルDAY”の結果報告ネットワン冠デー“未来共創サステナブルDAY”の結果報告

2025年トリニータのホーム最終戦で開催された「未来共創サステナブルDAY」は、未来ある子どもたちのために地域全体でサステナブルな社会づくりをするための取り組みを知り、実践する機会の創出を目的としたイベントとなりました。



                                  

ホームゲームにおける全体の来場者は11,188 名。内イベント参加者は 1,866 名、学生ボランティア参加者は68 名でした。会場ではドローンサッカー体験や水素エネルギー体験など、CO2削減やリサイクル活動に関するイベントが開催されました。また選手の使用したボールをキーホルダーにリサイクルする、アップサイクルワークショップには159 名に参加いただき、売上は佐賀関災害義援金に寄付させていただきました。他にも、ゴミステーションの実施やユニバーサルスポーツ体験会など多彩なプログラムを実施しました。橋本氏は「地域連携を強化し、クラブ単独では届かない地域への広がりを創出できた。今後は、このプロジェクトの方針を明確化し、共創の質と継続性を更に高める必要性を認識した」と様々な企業や自治体と共に歩んだ1年間に手応えを感じながら、今後もJリーグクラブとしてのサステナビリティ意識の向上を更に高めていく必要があると言葉に力を込めました。


2025年ネットワン冠デーの詳細はこちら
https://www.netone.co.jp/sustainability/esg/social/social-action/oita-trinita/activity-report/20260109.html

                                       

ネットワンシステムズからは、「サステナブルや社会貢献という言葉を見たり聞いたりするだけではなく、サポーターの皆さんが体験することで環境や社会課題を考えるきっかけを作れたことで、行動変容を生む体験機会の創出に繋げることができた」と、この1年を振り返りました。「大分トリニータというクラブを軸に、産官学が連携することでプロジェクトとして実施できたことや、冠デーも単発のイベントではなく実践の場として位置付けられたことは新しい挑戦となった。また自社だけではできない“地域スケールでの社会価値の創出”ができたことは、参画して下さっている皆さんの強みが重なりできたこと。」と、地域全体に広がるインパクトの創出は大分県に関わる多くの人たちの協力、そして大分トリニータというクラブという基盤があってこそできることだと感謝を伝えました。

今後は、このプロジェクトを通して多様なアクションが生まれた一方、更なるプロジェクトの軸や方針が重要です。それにより共創の質、継続性だけではなく、それが参画する企業や自治体の方々の意義にも繋がっていくと感じています。

第三者視点での客観的評価・SROIでの調査結果

報告会の後半には、イベントにおけるSROIの調査・分析結果が帝京大学の塚本拓也先生、筑波大学の松尾博一先生から伝えられました。

  • SROIとは…社会的な活動に対して資金やリソースが投じられ、プロジェクトが実施された結果として発生した社会的インパクトについて、貨幣価値に換算された定量評価を行うものです。この指標では、社会・環境・経済面の費用と便益とを以て様々な活動による社会的インパクトを評価し、経済的な価値だけではない目に見えない価値を適切に評価することを目的としています。


塚本先生から、SROIの説明や今回のイベントで、ステークホルダー(関係者)全体で投じられた費用に対して2.86倍の価値が得られたことが報告されました。これは、100円を投じた場合、286円の社会的価値を生み出すことができたイベントだったというポジティブな結果になりました。また今後の活動において、各ステークホルダーの結果に対する評価や改善ポイントも伝えられました。


今回のSROI調査は、

①観客売り上げやスポンサー売り上げなどの経済的価値(ブース出店なども含む)
②人々のウェルビーイングや健康リテラシーからなる社会的価値(ユニバーサルスポーツ体験会や古着deワクチンなど)
③CO2の排出削減効果や環境意識の変化からなる環境的価値(サステナウォーキングやシャトルでGOなど)
から算出され、今回のイベントがどれくらいの社会的インパクトを生み出しているのかを可視化、定量化することを目的に実施されました。
以上の結果から、

・環境施策は「直接的なCO2の排出削減効果」より「学び・行動変容」の機会提供を重視する
・スポンサー施策は社員参加・社内展開を前提に設計する
・ステークホルダー施策は「トリニータと取り組むからこそ得られる成果」を明確化
・広報施策はイベント実施後のプレスリリース発信強化が最優先

これらを改善することで、ネットワン未来共創サステナブルDAYが「社会的に意味があり、経済的にも合理的で、今後の再設計次第でさらに価値を高められる成熟段階の共創型スポーツサステナビリティ活動」であることを示すことが可能となるという結果となりました。


                               

社会貢献活動は今、様々な企業や自治体などで大きく取り組まれていますが、それがどのような社会的効果になるかは一般的には見えづらいものです。今回もSROI調査で、定量調査の対象として来場されたサポーターの方々にもアンケートを行い、様々な意見が寄せられました。SROIは、その生の声を生かしながら社会や地域に活かしていける大きなツールとして更なる効果を生み続けていくことでしょう。

※SROI調査結果に関するプレスリリース
www.netone.co.jp/news/release/20260205_01.html

報告会の最後に大分トリニータのクラブミッションとして、このチャレンジを“方針”へ位置付けていくことや、Jリーグのサステナビリティ活動の3つの重点テーマである「PeopleDE&I)、Planet(気候アクション)、Community(顔が見える地域社会)」を軸に設計すること。ホームタウン×競技成績の両立でクラブらしさを保ちつつ、更なるブラッシュアップを重ねていくことなどが挙げられました。

近年、サステナブルや社会貢献という言葉をよく耳にするようにはなりましたが、一方でどのような活動がそれらを指すのか、分からない方もまだまだ多いのではないでしょうか。ネットワンは大分トリニータと共に、一人ひとりが地球や環境に優しくあることを意識することで、それが大きなエネルギーになること。地域全体を大きく変えられることをもっと伝えていきたいと考えます。この報告会でもまた様々な意見が交わされ、未来へつながる大きなヒントがたくさん見つかったように思えます。



ネットワンシステムズは今年も大分トリニータと一緒に歩みを進めながら、共に戦い、多くの人々を笑顔にできる、そんな社会を目指していきます。

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。