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ネットワンシステムズ、国立国会図書館様のクラウドシフトをコンサルティングで支援
~クラウドセキュリティガバナンス運用支援サービスを提供~
お知らせ
ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、令和5年度に国立国会図書館様に対して、クラウド環境におけるクラウドガバナンス監査や利用コストの最適化に関するコンサルティング等を提供したことをお知らせします。
国立国会図書館様は、専門的知見に基づく調査等を通じた国会活動の補佐、国内外の資料・情報の収集・整理・保存、国民に対する情報資源の利用提供、国内外の各種機関との連携協力等を役割とし、情報資源と様々な知的活動を的確につなげていくための取組みを推進されています。こうした取組みを支える様々なシステムが稼働する環境をオンプレミス仮想化基盤からパブリッククラウドへ移行する過程において、移行後の複数のシステムに対するクラウドガバナンス監査ならびにコスト最適化が国立国会図書館様としての課題と認識されておりました。
当社は、上記の課題を踏まえ、今後のクラウド運用を考慮した3つの付加価値サービスを提供しました。

① クラウドガバナンス監査
パブリッククラウド利用時におけるセキュリティリスクの継続的な可視化を目的として、パロアルトネットワークス社のPrisma® Cloudを導入しました。本製品の導入により、クラウドセキュリティ上の問題点が明確に把握できるようになり、一貫性のあるポリシーによるセキュリティ監査が可能となりました。また、クラウド環境に対するセキュリティ関連の設定ミスや各種ガイドラインへの適応状況がチェック可能になり、クラウド利用におけるベストプラクティスに沿った運用を通じて業務の効率化やガバナンスの強化が可能となりました。
加えて、当社のクラウドセキュリティガバナンス運用支援サービスの導入により、NetOne-SOC(Security Operation Center)のアナリストがPrisma® Cloudで検知したアラートの分析と報告、定期的なポリシーチューニング、運用に関するQ&A対応を提供しました。これにより、よりセキュアなクラウド環境の維持運用が実現できました。
② コスト最適化コンサルティング
クラウドサービスの利用コスト最適化コンサルティングを通じて、クラウド利用料金の上位を占めるサービスに対して、以下の項目を含む評価レポートを提供すると共にQ&A形式によるフォローアップを行いました。
・クラウドの利用状況分析による問題点の洗い出し
・コスト改善の具体策と実装の難易度を加味した優先度の明示
・推定月間コストの削減額
・実装上の留意点や関連する情報提供
これにより、お客様のパブリッククラウド運用における実効性の高いコスト最適化運用に貢献しました。
③ ベストプラクティスコンサルティング
当社のクラウドサービスに関する知見を活かし、パブリッククラウドに対する実装ならびに運用面のナレッジ提供と幅広い観点でのQ&A対応を通じて、クラウドの利活用を促進しました。
クラウドセキュリティガバナンス運用支援サービスについては、以下の記事をご参照ください。
クラウドセキュリティ運用支援サービス
https://www.netone.co.jp/service/lifecycle/cloud-security-service/
すぐに体感できるLaaS活用 ~Cloud Governanceメニューご紹介~
https://www.netone.co.jp/media/detail/20230330-2/
ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせる ICT の目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
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