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第11回 わくわくチャレンジカップU-8 & U-10 大会 輝く笑顔は未来の宝物〜第11回 ネットワンわくわくチャレンジカップ〜
ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI
大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

大会数の少ない小学校低学年の子どもたちを対象に、プレーの場を設けるだけでなく仲間との交流、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発へ繋げるためスタートした「ネットワンわくわくチャレンジカップ」も今年で11回目を迎えました。大会会場内には、昨年から取り組んでいるSDGs体験イベントを今年も開催。県内の企業・学校・団体様と連携し、社会や環境問題に触れながらSDGsについて楽しく学べるブースを用意し、子どもたちやその家族の皆さまにも体験してもらいました。また今年はU-8とU-10、初の同日開催。子どもたちがプレーしやすい環境を考慮した気候の中、大会はスタート!

午前中はU-8大会。前日までの雨の影響で、朝からあいにくの天気でしたが12チーム、129名の小さな戦士たちが集まってくれました!初出場のチームもあり、会場は大会前から大賑わい。保護者の皆さんの姿もいつも以上に多く見られました。開会式ではネットワンシステムズ株式会社管理本部総務部副部長・赤澤哲也さんの挨拶からスタート。小さな子どもたちに少しでもネットワンという会社を知ってほしいと、分かりやすい言葉で説明すると、インターネットやゲームなどのワードに反応する子どもたちがたくさん!赤澤さんの挨拶で笑顔になった子どもたち。少し緊張がほぐれたようにも見えました♪


試合開始早々から大きな声を出し、全力で走りぬく選手たち。小さな体を目一杯使って、ボールを追い続ける姿はとても可愛く、また頼もしくも感じました。メンバーの中には、見覚えのある選手たちもチラホラ。2年前、幼稚園生でMVPを獲った選手は小学2年生となり、今年も参加してくれました。そのボール捌きは、更にレベルアップしていて見る人を驚かせるプレーが続出!他にも、私たちを覚えていてくれる子どもたちもいて毎年開催していることの意義や喜びを感じました。




<サッカー×SDGs イベント>
今年もまたSDGsについて、楽しく学べる体験イベントを開催。今年は、3つの企業・学校・団体の皆さまの協力のもと様々なブースが用意されました。大分トリニータのソーシャルアクションパートナーであるネットワンが子どもたちに自分たちの暮らす町や環境などについて、もっと知ってほしいという想いを込めたイベントです。
【ご協力】
ジェイリースFC様、大分県立芸術文化短期大学様、大分市キャンプ協会様
パラスポーツを体験しよう!

トリニータのホームゲームで毎回行われているユニバーサルスポーツ体験コーナー。今回は「アンプティーサッカー」をジェイリースFCの選手の皆さんにご協力いただきました!この競技は、主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーで、スポーツ専門器具ではなくリハビリ医療目的の“クラッチ”と呼ばれる杖を使用するスポーツ。実際にしてみるとなかなか難しく、ジェイリースFCの皆さんが子どもたちを優しくサポートしてくれました。今回はニータンとコアルータンもチャレンジ!意外とボール捌きが上手くて、みんなびっくりでした(笑)。


リサイクル素材でアクセサリーづくり

今年もまた、大分県立芸術文化短期大学の生徒さんたちのご協力のもと、ペットボトルキャップや牛乳パックなど廃材を使ったアクセサリーを作るワークショップを開催。資源循環やリサイクルについての意識向上に少しでも繋げたいという学生さんたちのサポートで、子どもたちも楽しんで作っていました♪子どもたちの中にはものすごく細かい部分までこだわる子や、色使いにこだわる子など個性あふれる作品がたくさん出来ました!
自然のおもしろさを感じよう

昨年に続き、大分市キャンプ協会さんご協力のもと、葉っぱの葉脈の変化を使って1枚のカードを作りました。大分市キャンプ協会では、初心者の方でも気軽に楽しめるアウトドアや、自然観察などのイベントを多数開催しています。ここでもまた、子どもたち一人ひとりが好きなデザインで仕上げながらオリジナリティあふれるカードを作っていました。ニータンやコアルータンはさすがに出来なかったので(笑)子どもたちを応援し、一緒に楽しみました!

また試合の合間には、選手たちにニータン焼をプレゼント♡会場で作ってもらい、焼きたての味をみんなで美味しくいただきました!


試合は悲願の優勝を目指すトリニータと別府FCミネルバの決勝戦。最後までもつれましたが、FCミネルバの優勝!トリニータは今年も悔し涙となりましたが、選手たちの顔には精一杯頑張った達成感がありました。



また試合中、「出てない選手のためにも戦わないと!」という監督の声が何度も聞こえました。これは大分トリニータのトップチームでも大切にしているクラブのフィロソフィー。出場してない選手の想いを持って戦うこと、みんなのために背負う責任感などをこの年代から感じることは未来への大きな財産になると感じました。



閉会式では各賞が贈られ、MVP発表の際には手を合わせ願う子どもたちも(笑)。名前を呼ばれたチームや選手たちは、満点の笑顔で商品を受け取り仲間や家族に見せて喜ぶ姿が印象的でした!


心も身体も今が成長中のU-8戦士たち。悔しくてたまらなかった気持ちや、仲間と一緒に力を合わせ頑張った経験はきっとそれぞれの未来に繋がっていると思います!
そして午後はU-10大会!

午後は天気も少しずつ回復し、秋晴れの気候に恵まれました!8チーム100名の選手たちが集結し、昨年まではU-8に出場していた子どもたちにも再会。午前中のU-8よりも少し大きなお兄さんチームの戦いは、初戦から見応えのある熱戦が続きました!




激戦を勝ち抜いてきたのは、毎年強さを見せるスマイスセレソンと宮崎県から参加のガナール。ボールを追いかけるだけではなく、仲間とコミュニケーションをとりながらテクニックをみせる選手たち。聞けば幼稚園からサッカーをしている子も多く、サッカーやトリニータの話になると目をキラキラさせて夢中になって話してくれる表情は未来への宝物だと感じました!





悔しくて涙を流したのは初出場のOBSスポーツアカデミー。初出場とは思えない堂々とした戦いぶりはとてもかっこよかったです。また来年もみんなに会って、成長した姿を見たいです。優勝はスマイスセレソン。毎年とっても強いなと感じるチームで、毎日の練習やコーチたちの熱意がとてもよく伝わるチームでもあります。…髪色や髪型のおしゃれさ、自由さでも目を引きました(笑)。また試合中、片野坂知宏監督も応援に来てくれました!



閉会式ではすっかり日が暮れて、秋の涼しい風が吹く中での表彰式。メダルやボールをもらって嬉しそうな笑顔がたくさんありました。(今回初めての“うまい棒”の賞品は奪い合いでした(笑))ネットワンはこれからも大分トリニータと共に、未来ある子どもたちのサポートをしていきたいと思っています。また来年もたくさんの子どもたちの笑顔に会えることを願って。ご協力頂いた関係者の皆さん、ありがとうございました!

追伸:大会中、見覚えのある顔が…それは野村直輝選手!実はこの大会にお子さんが出場しているとのことで、見学に来てくれました。U-8に出場していたお子さんたちは、朝の5時過ぎから起きて試合に向けてアップしていたそうです(笑)。この大会が、貴重な試合経験になっていたら嬉しいです!パパのようにサッカーを全身で楽しむスペシャルな選手になって、トリニータに入団してくれる日を待っています♡
