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2023.10.14笑顔と涙は明日への成長!「サッカー×SDGsイベント」~ネットワンわくわくチャレンジカップU-8開催レポート~

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

小雨降る中で開催された「ネットワンわくわくチャレンジカップU-8」。この大会は、大会数の少ない小学校低学年の子どもたちを対象に、プレーの場を設けるだけでなく仲間との交流、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発へ繋げるためスタートし、今年で10年。これまで延べ2,838名の子どもたちが参加してくれました。

日頃の練習の成果を出すだけでなく、仲間たちと一緒に戦いながらチームワークの大切さやピッチでの悔しさや喜びを心と身体いっぱいに感じる子どもたちの姿は、見ている私たちにも大切な何かを教えてくれているような気がします。

この日は、16チーム(178名)の参加があり、大分県内のみならず宮崎県からの参加も。またピッチ外では8月に開催された同大会の「U-10」同様、昨年から取り組んでいるSDGs体験イベントを今年も開催。県内の企業・学校・団体様と連携し、社会や環境問題に触れながらSDGsについて楽しく学べるブースを用意し、子どもたちや保護者の皆さまにも体験してもらいました。

開会式ではネットワンシステムズ(株)総務部内田部長からの挨拶や、大分FCのコーチたちから、ルールに関する説明が伝えられました。フェアプレーをした選手たちに送られる“グリーンカード”にも、理解が深まってきた子どもたち。試合中も接触プレーで痛がる仲間たちに積極的に駆け寄り声をかけたり、相手チームに手を差し伸べたりする姿を見ていると、この大会を継続してきたことが何かに繋がっているのかなとうれしい気持ちになりました。

初出場チームや毎年参加する常連チームの戦いは、初戦から真剣そのもの。全員が全力でボールを追いかけます。8歳以下という選手とは思えない、トリックプレーやチームプレーも見られると保護者の方々からは大きな拍手が送られました。昨年は幼稚園生だったMVP選手は、小学1年生となり今年も参加!ひと回り大きくなった逞しい姿を見せてくれました。

<サッカー×SDGs みんなで楽しく学ぼう!SDGs体験イベント>

昨年に続き今年もまたSDGsについて、楽しく学べる体験イベントを開催。今年は、4つの企業・学校・団体の皆さまの協力のもと様々なブースを用意。自分たちが暮らす街や環境について、子どもたちに少しでも知って欲しいというネットワンの想いを込めたイベントです。サッカーのプレーでは見ることのできない、子どもたちの意外な一面を見ることができました!

【ご協力】

明治安田生命保険相互会社大分支社様、ジェイリース株式会社様、大分県立芸術文化短期大学様、大分市キャンプ協会様

自分の体を知って、健康な毎日を目指そう!

明治安田生命保険相互会社大分支社のブースでは、自分の身体の状態を知る健康チェックや、日頃の野菜摂取量を知ることができるベジチェックが行われました。保護者の方々は思ったよりも摂取できていない野菜の量に驚いたり、血管年齢の若さに喜んだりと子どもたちより大盛り上がり(笑)。今回も大人から子どもまで多くの人がブースを訪れ、自分の身体の状態を確かめる良い機会となりました。

自然のおもしろさを感じよう!

大分市キャンプ協会は、初心者の方でも気軽に楽しめるアウトドアや、自然観察などのイベントを多数開催しています。このブースでは、子どもたちが自然の豊かさを知り、楽しめるよう葉っぱの葉脈の変化を一枚のカードにしました。手先が器用で短時間で作り上げる子どもたちもいれば、じっくりと時間をかけオリジナリティあふれるカードを作る子も。選手たちの弟や妹たちも一緒に楽しみました!時間の経過と共に変化している葉っぱの色を、好きなように組み合わせ個性あふれる作品が完成すると子どもたちは笑顔♪

廃材を使った自分だけのアクセサリー作り

大分県立芸術文化短期大学の生徒さんたちの協力で、ペットボトルキャップなど廃材を使ったアクセサリーを作るワークショップを開催。資源循環やリサイクルについての意識向上に繋げながら、楽しく作ることができました。今回は、家族と一緒にじっくりと時間をかけ作り上げる子どもたちも多く見られました。ペットボトルキャップで作るストラップなど、自分だけのオリジナル作品を完成させると自分のリュックに早速付けて帰る姿が印象的でした!

みんなでユニバーサルスポーツ(パラスポーツ)を体験しよう!

ホームゲームで毎回行われているユニバーサルスポーツ体験コーナー。種目は「アンプティーサッカー」。この競技は、主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーで、スポーツ専門器具ではなくリハビリ医療目的の“クラッチ”と呼ばれる杖を使用。やってみるとなかなか上手くいかず、子どもたちや保護者の皆さんも「難しい!」と何度もチャレンジしていました。今回は、ジェイリース株式会社と一緒にジェイリースFCの選手の皆さんにもお手伝いいただきました!

多くのイベントも開催された本大会。多くの保護者の方々の声援も、選手たちの大きなパワーになったことと思います。10回目となる大会の頂点に立ったのは、「スマイスセレソン」。
小さな体をうまく使いながら、テクニックあるプレーを持つ選手も多いチームでしたが、常に声を出しながら全員でゴールを狙うチームワークが素晴らしかったです!

閉会式では各賞が贈られ、選手たちはいい笑顔でプレゼントを受け取っていました。
MVPを狙っていた選手たちも多く、発表の時には悔しがる姿も。どんな大会でも本気で賞を狙い、泣いたり笑ったりする子どもたちの眼差しはきっと明日への成長につながっているはず。小さな体からあふれるエネルギーを私たち大人もたくさん感じ、元気をもらいました!

ネットワンシステムズはこれからも、大分トリニータと共にスポーツを通じた社会貢献やこどもたちの未来に繋がる活動を続けていきます。