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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

2023.8.5多くの学びと笑顔があふれる「サッカー×SDGsイベント」~ネットワンわくわくチャレンジカップU-10開催レポート~

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

台風が迫る猛暑のなか開催された「ネットワンわくわくチャレンジカップU-10」は、今年で10回目を迎えました。この大会は、大会数の少ない小学校低学年の子どもたちを対象に、プレーの場を設けるだけでなく、仲間との交流、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発へ繋がっています。今回は、大分県全域から合計12チーム・約180名の子どもたちが参加。その内、5チームが初参加とあって子どもたちも試合前からエンジン全開!またピッチ外では、昨年から行われているSDGs体験イベントを今年も開催。県内の企業・学校・団体様と連携し、社会や環境問題に触れながらSDGsについて楽しく学べるブースを用意し、子どもたちや保護者の皆さまにも体験してもらいました。

パラパラと小雨の降りしきる中でのキックオフ。開会式では、ネットワンシステムズ(株)管理本部総務部の赤澤哲也副部長からの挨拶や、大会の注意事項などが伝えられ優勝など各賞の説明に目を輝かせる子どもたち(笑)。またフェアプレーを讃えるグリーンカードについても、意欲的な姿勢をみせていました。雨が降ったり止んだりする悪天候の中でも、子どもたちは元気いっぱい!初戦から、白熱の好ゲームが繰り広げられました。

10歳以下の選手たち。まだまだ身体の小さな選手も多く、ぶかぶかのユニフォーム姿が可愛らしく感じられる選手の姿も。ボールの行方に一喜一憂し、笑ったり泣いたりする彼らの表情からは純粋にサッカーを楽しむスポーツの原点がありました。また、コーチたちが常に寄り添いながら、子どもたちに理解できる言葉で説明するその姿にはたくさんの愛がありました。

<サッカー×SDGs>楽しく学ぼうSDGs体験イベント

昨年に続き今年もまたSDGsについて、楽しく学べる体験イベントを開催。今年は、4つの企業・学校・団体の皆さまの協力のもと様々なブースを用意。自分たちが暮らす街や環境について、子どもたちに少しでも知って欲しいというネットワンの想いを込めたイベントです。

【ご協力】

明治安田生命保険相互会社大分支社様、ジェイリース株式会社様、大分県立芸術文化短期大学様、大分市キャンプ協会様

廃材を利用したアクセサリー作り

大分県立芸術文化短期大学の生徒さんたちの協力で、ペットボトルキャップなど廃材を使ったアクセサリーを作るワークショップを開催。資源循環やリサイクルについての意識向上に繋げながら、選手たちや家族で楽しく作ることができました。今年は男の子の参加も多く、キャップで作る麦わら帽子のストラップなど、自分だけのオリジナル作品を手にした子どもたちは笑顔♪

自分の身体を知ろう!健康チェック

明治安田生命保険相互会社大分支社のブースでは、自分の身体の状態を知る健康チェックや、日頃の野菜摂取量を知ることができるベジチェックが行われました。大人から子どもまで多くの人がブースを訪れ、自分の身体の状態を確かめる良い機会となりました。

自然のおもしろさを体験

今回初めての参加となる、大分市キャンプ協会。初心者の方でも気軽に楽しめるアウトドアや、自然観察などのイベントを多数開催しています。今回は、子どもたちが自然の豊かさを知り、楽しめるよう葉っぱの葉脈の変化を一枚のカードにしました。時間の経過と共に変化している葉っぱの色を、好きなように組み合わせオリジナリティあふれる作品が完成!

ユニバーサルスポーツ(パラスポーツ)を体験しよう!

ホームゲームで毎回行われているユニバーサルスポーツ体験コーナーを、出張開催。種目は「アンプティーサッカー」。この競技は、主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーで、スポーツ専門器具ではなくリハビリ医療目的の“クラッチ”と呼ばれる杖を使用。やってみるとなかなか上手くいかず、子どもたちや保護者の皆さんも「難しい!」と何度もチャレンジしていました。今回は、ジェイリース株式会社と一緒にジェイリースFCの選手の皆さんにもお手伝いいただきました!

元Jリーガーが多く在籍するジェイリースFC。初めてアンプティーサッカーをする選手たちも、何回か繰り返すうちにコツを掴んでは子どもたちに伝授。
ジェイリースFCの皆さんは他にも、熱中症対策のため設置されたミニプールやミストなどの場所でも子どもたちをサポート。昼休みには参加者と一緒にゴミ拾い活動も行いました。

多くのイベントが開催された今大会。保護者や選手たちの家族も、一緒に楽しんでもらえたのではないでしょうか。12チームの頂点に立ったのは、「キングスFC」。初戦から攻守に渡り、積極的に戦う姿勢に目を引くものがありました。最後はPKまでもつれ込みましたが、見事勝利!大会中は、悔し涙を浮かべる選手の姿もありましたが、小さな身体で感じた悔しさはきっと明日へのエネルギーになるはずです。

閉会式では各賞が授与され、トロフィーや賞品を手にした子どもたちは嬉しそうに笑顔を浮かべていました。赤澤哲也副部長は子どもたちの健闘を讃え、今後も大会を通じて大分の子どもたちの成長の場を繋げていきたいとコメント。

始まりと終わりに本部に挨拶にくるクラブも多く、スポーツを通じて学ぶのは技術やテクニックだけではなく、礼儀や相手を思う気持ちを与えてくれる場所だということに気付かされました。相手や支えてくれる周りの人を重んじる、その気持ちは大人である私たちも大いに学ぶべきところではないでしょうか。

多くの学びと笑顔のあふれる大会となった「ネットワンわくわくチャレンジカップU-10」。次の大会は10月。U-8の小さな戦士たちとの出会いが楽しみです!ネットワンは今後も大分トリニータと共に、子どもたちの笑顔と輝ける未来を守る活動を続けていきます。