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2022.10.1 チームのために戦う!笑顔と涙の「サッカー×SDGsイベント」~ネットワンわくわくチャレンジカップU-8開催レポート~

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

今年で9回目となった「ネットワンわくわくチャレンジカップ」。夏に開催されたU-10大会に続き、今回はU-8の元気な戦士たちが集まりました! 本大会の目的は、大会数の少ない小学校低学年の子どもたちがプレーできる場を設けるだけでなく、仲間との交流、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発に繋げることです。また、今年から初の試みとして、 社会問題や環境保護など、参加者がSDGsに触れる・体験する様々なイベントも開催しました。
秋晴れの下で行われた「スポーツ×ソーシャルアクション」の模様をレポートします!

昨年に引き続き10月開催となった今大会。ネットワンのスタッフ、トリニータコーチたちも渾身の仮装スタイルで大会を盛り上げました!審判の大学生スタッフも参加して、年々そのクオリティは上がっているような気がします(笑)。大会本部もハロウィン一色。子どもたちも楽しそうにその様子を見ていました♪

開会式では、ネットワンシステムズ(株)内田総務部長から「仲間たちと一緒にサッカーを楽しみ、ケガのないよう元気いっぱいプレーしてください!」と子どもたちへメッセージ。
また、今回も敵味方なく仲間を称えるプレーやピッチ外での振る舞いなどを称する「グリーンカード」制度を導入。子どもたちにとってもおなじみのカードとなり、「何枚もらう?」と微笑ましい会話も聞こえてきました。

今回も宮崎県からの参加や初参加のチームもあり、予想のつかないゲームが繰り広げられました。今回は8歳以下の大会でしたが、まだ体は小さな選手たちが全身全霊でボールを追いかける逞しさを感じる大会となりました。

試合を重ねるたびに会場もヒートアップ。常に全力で戦う子どもたちの顔は本気モード全開で、時に涙する場面も。大会を通じて印象に残ったのは、ベンチに控える子どもたちが誰よりも懸命に出場選手に声をかける姿でした。試合に出ても出ていなくても、チームを想いチームのために“今できること”を考える子どもたちの姿。それは大分トリニータも大切にしているメンタルでした。常にチームは全員でひとつであることをユースの頃から伝え続けています。

NEETAN FOR THE BLUE とのコラボプロジェクト

今大会を通じ、SDGsを学ぶ試みとして行われた様々なピッチ外イベント。多くの子供達とそのご家族が集まる場を活用し、小さなうちから環境、社会問題を身近に感じ、楽しみながら学んでほしいというネットワンの想いのもと開催されました。

※NEETAN FOR THE BLUEとは…
大分トリニータのマスコット・ニータンと一緒に大分の綺麗な海をずっと守りたいという願いを込めて始まったプロジェクト。海へのごみ流出によってニータンの海のお友達(海洋生物)が困らないよう、大分県民のリサイクル意思向上やマナーアップを呼びかけ、資源循環促進と暮らしの中に生まれるごみ発生防止を図るものです。

ニータン型巨大ペットボトル回収機が登場!

ペットボトルの分別やリサイクルについて、親子で学び参加できる体験型コンテンツ。大分トリニータのマスコット・ニータンの回収機が登場すると、かわいいニータンの姿に子どもたちも多く駆け寄り、興味津々。「自分で捨てられるよ!」と、頼もしい姿もありました♪今問題とされている海洋ゴミは、ほぼ街のゴミから流れているもの。ラベルをはがしキャップと本体、3つに分別することで資源循環について学び、小さな子どもから大人まで普段の生活から参加できるマナーアップを呼びかけました。

海洋ごみ問題について学ぼう!

海のごみが自分たちの生活にどんな影響があるのか、環境問題について関心を持ち学ぶためのブースを設置。今回は実際に国東の海の砂をふるいにかけて、残ったマイクロチップを探すというプログラムを体験。初めて体験することからか、積極的にふるいを持つ子どもたちの姿が印象的でした。ブースには、ニータンが登場し分かりやすく解説した動画やテキストを配布するほか、説明パネルや講師による勉強会が行われました。子どもたちは興味深く話を聞き、プラスチックゴミがどのように海に影響を与えるのかを一生懸命理解しようとしていました。

左から、NPO国東市手と手とまちづくりたい 副理事長:海原氏&石濱氏
http://www.tetotetomachidukuri.net/

ペットボトルキャップを使用したアクセサリー作りワークショップ!

ペットボトルキャップを使ったアクセサリーを作るワークショップを開催。廃材を使うことで、資源循環やリサイクルについての意識向上に繋げました。このブースは大分県立芸術文化短期大学の先生、生徒さんたちの協力のもと行われましたが、子どもたちと接することが上手な生徒さんも多く、何度も足を運ぶ子どもたちも多く見られました。コマや麦わら帽子のストラップ、廃プラアートなど子どもならではの感性で、世界にひとつだけのオリジナル作品がたくさんできました!

大分県立芸術文化短期大学の皆さん https://www.oita-pjc.ac.jp/

ソーシャルアクションブースinわくわくチャレンジカップ

パラスポーツを体験しよう

大分トリニータのホームゲームで毎回開催されるパラスポーツ体験会を出張開催!スポーツの得意不得意や年齢、性別も関係なくスポーツを通じて、誰もが一緒に楽しむことで多様性を尊重しあえる社会作りを目指します。今回は「アンプティサッカー」体験。パラスポーツの中でも難しい競技ではありますが、子どもたちには大人気!試合の合間に疲れ知らずの選手たちが続々と参加し盛り上がりました。

様々なイベントが行われ、参加した選手たちやその家族や兄妹まで多くの人が楽しめた今大会。大会では今までよりも賞が増え、そのバックヤードを覗き見にくる子どもたちの姿も…(笑)メダルやトロフィー、商品など子どもたちにとってはどれも勲章です!

どのチームも熱く戦い抜いた今大会を制したのは、今回初出場となる「スマイスセレソン」(大分市)。どの試合でも得点を重ねながら、抜群の攻撃力で戦う姿は圧巻でした!また同チームから選ばれたMVP選手は、まだ幼稚園年長さんという驚きの運動力…これからの活躍がとても楽しみです♪

閉会式では、各賞(MVP、優秀選手6名、得点王、ネットワン賞を含む)が発表され、喜ぶチームの影には悔しくてまだ涙が止まらないチームの姿も。
「スマイスセレソン」と決勝を戦った「キングス」の選手たちは、最後の記念撮影まで溢れる涙をこらえることができませんでした。聞けば、相手に負けた悔しさというより、自分たちにもっと出来たことがあるという後悔だと言います。こんなに小さな体で自分に矢印を向け、戦う子どもたちの姿は私たち大人も見習うべき姿だと改めて感じる光景でした。

沢山のことを教えてくれた今大会。来年もまた、小さく逞しい戦士たちに会えることを楽しみにしています!ネットワンはこれからも大分トリニータと共に、スポーツを通じた社会貢献活動を行いながら、子どもたちの未来と笑顔を守る活動を続けていきます。