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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

2022.7.2開催 みんなで学び楽しもう!「サッカー × SDGsイベント」~ネットワンわくわくチャレンジカップU-10開催レポート~

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

今年で9回目を迎えた「ネットワンわくわくチャレンジカップ」。
大会の数が少ない低学年の小学生を対象に開かれるこの大会は、子どもたちがプレーできる場を設けるだけでなく、仲間との交流、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発へ繋がっています。今回はU-10、10歳以下の小学生を対象とし約150名の選手たちが集結!予定チーム数を上回る応募があり、宮崎県からも4チームが参加。9年目となるこの大会の広がりを実感します。今年はスポーツだけではなく、参加選手やそのご家族が社会問題や環境保護、SDGsに触れてもらう様々なイベントも開催。灼熱の太陽の下、初の試みとなった「スポーツ×ソーシャルアクション」の模様をレポートします!

気温30度を超える猛暑でも子どもたちは元気いっぱい!試合開始前からピッチを駆け回り、仲間同士ではじける笑顔を見せていました。開会式では、大会のルールやフェアプレーを称えるグリーンカードについて説明がされると「グリーンカードいっぱい取る!」と意気込む声も聞こえました。今回は4チームが初出場。先の読めない好ゲームが開始から続きました。一回戦から試合に負けて涙する子どもたちの姿もあり、選手たちの本気度は見ている私たちにも伝わるものがありました。

試合中からコーチたちの大きな声が飛び、それに一生懸命応える選手たちの姿が印象的。まるで我が子のように褒めて抱きしめ、時に叱咤するコーチたちの在り方は未来の子どもたちの財産になるはず。幼少期から大きな愛情のもと、サッカーを学ぶ選手たちの未来はきっと明るいと思わずにはいられない、そんな大会となりました。

NEETAN FOR THE BLUE とのコラボプロジェクト

今大会を通じ、SDGsを学ぶ試みとして行われた様々なピッチ外イベント。
選手たちのご家族や兄弟、姉妹の方にも楽しみながら環境、社会問題を身近に感じてほしいというネットワンの想いから開催されました。

※NEETAN FOR THE BLUEとは…
大分トリニータのマスコット・ニータンと一緒に大分の綺麗な海をずっと守りたいという願いを込めて始まったプロジェクト。海へのごみ流出によってニータンの海のお友達(海洋生物)が困らないよう、大分県民のリサイクル意思向上やマナーアップを呼びかけ、資源循環促進と暮らしの中に生まれるごみ発生防止を図るものです。

ニータン型巨大ペットボトル回収機が登場!

ペットボトルの分別やリサイクルについて、親子で学び参加できる体験型コンテンツ。ラベルをはがしキャップと本体、3つに分けて捨てることで資源循環について学び、マナーアップを呼びかけました。今問題とされている海洋ゴミはほぼ街のゴミから流れているものであり、それを阻止する願いを込めて大分トリニータのマスコット・ニータンの回収機が制作されました。かわいいニータンの姿に子どもたちも多く駆け寄り、興味津々。「いつもこうやって捨てるよ!」と、みんなに教える頼もしい子の姿もありました♪

海洋ごみ問題について学ぼう!

海のごみが自分たちの生活にどんな影響があるのか、環境問題について関心を持ち学ぶためのブースを設置。ニータンが登場し分かりやすく解説した動画やテキストを配布するほか、説明パネルや講師による勉強会を午前・午後と2回行いました。

ペットボトルキャップを使用したアクセサリー作りワークショップ!

大分県立芸術短期大学の先生、生徒さんたちの協力で、ペットボトルキャップを使ったアクセサリーを作るワークショップを開催。資源循環やリサイクルについての意識向上に繋げながら、選手たちや家族で楽しく作ることができました。小さな子どもたちと接することが上手な生徒さんも多く、あっという間に満席に!キャップで作るコマや麦わら帽子のストラップなど、子どもたちが思い思いに作る作品は世界にひとつだけのオリジナル作品になりました。

ソーシャルアクションブースinわくわくチャレンジカップ

ユニバーサルスポーツコーナー

大分トリニータのホームゲームで毎回開催されるパラスポーツ体験会を出張開催!今回は「ゴールボール」体験。スポーツの得意不得意や年齢、性別も関係なく、誰でも楽しむことができるパラスポーツ。誰もが一緒に楽しむことで多様性を尊重しあえる社会作りを目指します。この日は試合の合間に参加する疲れ知らずの選手たちや、小さなお子さんが思いっきり楽しんでいました♪

古着deワクチン

今年からホームゲームで毎試合、またアウェイゲームでも行われている「古着deワクチン」。家で不要になった衣類が海外へ寄付されるだけでなく、開発途上国の子どもたちへポリオワクチンが届けられます。最近の断捨離ブームも合わさり、毎回多くの衣類がサポーターから届けられ、関係者からも注目を集めるこの活動。
これはゴミを減らすだけではなく、少しの行動で開発途上国の子どもたちを救える大きな社会貢献活動です!

(アウェイ千葉戦の様子)

そのほかにも、小さな子どもたちに向けた水遊びコーナーや大人気だったかき氷の配布には長蛇の列が!暑い中がんばる子どもたちのオアシスとなりました。

多くのイベントが開催された今大会。応援にきていたご家族の皆さんも一緒になって楽しめた1日になったのではないでしょうか。
メインとなるサッカー大会は初出場の「Ganar(ガナール)」が見事初優勝!宮崎県から参加した4チームを含め、攻守に渡り10歳以下とは思えないレベルの高いプレーを沢山見せてくれました。

閉会式では、ネットワンシステムズ(株)総務部 広報チーム マネージャー 赤澤哲也さんが子どもたちの活躍を称え、見ている私たちが元気をもらった大会となったとコメントしました。トロフィーや賞品を嬉しそうに持って帰る子どもたちは終始笑顔で会場を後にしました。

次の大会は10月。U-8の小さく逞しい戦士に会えることを楽しみにしています!ネットワンはこれからも大分トリニータと共に、子どもたちの未来と笑顔を守る活動を続けていきます。