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  1. 採用情報
  2. 社員インタビュー

挫折からの挑戦、そして成長。 強くなった自分がここにいる。

この記事のポイント

  • 何もできなかった1年目、大きな挫折を経験する
  • プロジェクトに挑戦させてもらうことで成長のきっかけに
  • 将来は、これなら誰にも負けないという強みを身につけたい

「社会に貢献する大きなものづくり」に憧れて飛び込んだITの世界。自分の未熟さに一度は挫折しかけたが、大きなプロジェクトで責任ある仕事を任されたことで、一気に成長する。1人のために周囲の全員が力を合わせて学ばせてくれるネットワンシステムズのカルチャーこそ、会社の一番の魅力。

プロフィール

髙岡 優子

カスタマーサービス本部 セキュリティサービス部
※役職、部署名は取材当時

2017年入社/京都女子大学現代社会学部現代社会学科卒

名古屋に育ち、京都の大学で学んだ後、就職で東京へ。ネットワンシステムズ入社後、セキュリティ戦略支援部に配属され、セキュリティアナリストとしてキャリアをスタート。以来、セキュリティ分野で経験を重ね、セキュリティコンサルタントとして活躍中。

新しいことを楽しみ、吸収を続けた学生時代

幼いころは名古屋の、のどかな場所で育ちました。活発な性格で、中学生のときは生徒会活動、高校生のときは部活動の野球に打ち込んでいました。また、ハンドメイドにも興味を持ったりと様々なことにチャレンジし、楽しい学生生活を送っていました。高校生で進路を考える際、最初に志望したのは、土木でした。今で言う“ドボジョ”。地図に残るような大きいものづくりを通じて、社会に貢献したかったんです。ところが両親に「危ない仕事はさせられない」と反対され、それであれば同じように社会に貢献できる大きな仕事をしてみたいと思い、ガスや電気などインフラ業界も考えましたが、ふと今使っているPCやスマホの中身ってどうなっているんだろうという興味がわいてきたんです。そのとき、「ITもインフラだよね」と思いつき、IT業界に行きつきました。
進学先は京都の女子大です。比較的自由になんでもできる学部で、ITに関する知識も学べると思い進学しました。在学中はプログラミングを勉強したり、ソフトを開発したりといったことに打ち込み、上級情報処理士の資格取得も目指しました。

記憶に残っているのは、「子供たちにプログラミングを教えるにはどうしたらいいか」という内容の卒論に取り組んだことです。実際に小学校低学年の子供たちを集めてプログラミングさせた時には、予想していなかった考えやアイデアが出てきてすごく盛り上がりました。
でも、学生生活で一番印象に残っているのは寮生活かもしれません。“日本で一番厳しい”と評判の寮で、今まで誰も夜10時の門限を破ったことがないほど。私はここで2年間、3人部屋で暮らしました。もともと知らない人とのコミュニケーションが苦手だったわけではありませんが、高校時代は仲のいい人とだけ話せば十分だったのに、寮ですから、年齢の違う人、自分と合わない人ともコミュニケーションを取り、集団生活を送らなくてはなりません。この経験で私は、知らない人に対しても言うべきことはちゃんと言う、自分が悪かったらちゃんと認めて反省する、ということを学びました。

他にもいろんなことにチャレンジしました。アルバイトは、ビアガーデンのオープニングスタッフや清水寺の売り子など。サークル活動は、水泳部に野球部、さらに吹奏楽部にも入っていました。野球は高校時代も軟式野球部に入っていましたし、水泳は幼稚園から続けていました。吹奏楽は「サックスが吹けたらかっこいいな」というだけで入って、実際に1曲吹けるようになったら満足してしまいました。
こんなふうに私は、いつだって新しいことに目移りして、何かにチャレンジするのが好きなんです。目標を見つけて、それをクリアーする感じですね。実は今もウクレレに挑戦中です。1曲弾けるようになったらかっこいいかな、って。

新人全員が技術職として配属される

就職活動をしていた大学3年生の秋にゼミの教授からITインフラの会社で良い会社があると聞きネットワンシステムズのインターンシップに参加しました。学生時代の私はネットワークが苦手だったんですが、グループワークの課題がまさにネットワークに関するものだったので、とても苦労しました。ただ、同じグループにネットワークに詳しい人がいて、“それぞれが苦手なことは補い合い、得意なことは活かし合うことで、仲間が力を合わせれば何とかなる”ということを体験しました。そんなふうに仲間で協力して、社会に役立つ大きな仕事もできるのがIT。“ドボジョ”の夢は早々にあきらめたけれど、土木と同じように助け合いながらスケールの大きな仕事ができると感じました。

入社後の1年間、新人は全員技術職として配属されるという制度にも惹かれました。たとえ営業志望であっても、1年間は技術職として技術を学ぶわけです。文系出身者でも基礎から技術をしっかり勉強できるので、とてもいい制度だと感じました。

同期入社は50人で、そのうちの4割が女性でした。この年は女性比率が高かったようですが、その他の年も少なくとも3割程度は女性が入社しています。産休・育休をはじめ、女性が長く働くための福利厚生制度が充実していることが、その理由だと思っています。

同期の仲間とは夏にはキャンプ、冬にはスノボを楽しむなど、仕事だけでなく、オフタイムも一緒に過ごす関係です。

1人のために全員が手を差し伸べてくれる

私が最初に配属されたのは、セキュリティ戦略支援部という部署でした。その名の通りセキュリティ分野に特化した部署で、ここで私はセキュリティサービスの拡販を行う営業推進チームに所属。営業担当者とともにクライアントに対してセキュリティシステムの運用サービスの提案を行いました。何の技術も持っていないのにお客さまを前にして話さなくてはならないというのは、正直、辛かったです。1年目の冬に初めて1人で客先訪問を任された際には、自分のスキルにまだ自信がなく、お客様先で説明できるか不安になってしまい、マネージャの前で「私には無理です、行きたくないです」と泣いてしまったことがありました。その時感じた不安がそのままトラウマのようになり、お客様先へ行くことに対して非常に抵抗を感じてしまうようになってしまったんです。できない自分が辛くて、あのままだったら1年もたずに辞めていたんじゃないかなと思います。

そんなふうに下を向いていた私を救ってくれたのは、今の私の上司でした。私が2年目を迎えるときに「腰を落ち着けて技術を身につけではどうだろう」とコンサルティングチームに誘ってくれたのです。これで私はとにかく技術を身につけることに集中しようと気持ちを切り替えることができ、すごく楽になりました。この時のことは今も心から感謝しています。

異動して出会ったのが、自治体のクラウドサービスのセキュリティ強化プロジェクトでした。通信のセキュリティ面をより強固なものにしようというもので、そのための機器の選定から設計、構築、導入までを一貫して手がけるというプロジェクトでした。
規模の大きい仕事で、ネットワークの専門家、サーバの専門家、セキュリティの専門家と、各分野のエキスパートが協力しながら進めていくことに、私はインターンシップのことを思い出して、仲間が力を合わせて挑戦する喜びと感動を実案件の中でも味わいました。そうしたなか、エキスパートの1人が「責任はオレが取るから」と言って私に構築を任せてくれました。もちろんレビューはきっちり行うなど、しっかりサポートしてくれながら、若手の私に任せてくれたのです。この大きなプロジェクトでこんなにも責任ある仕事をさせてくれたことに、今でも“よく任せてくれたなあ”と思っています。

ネットワンシステムズには持続的な成長を支援してくれる教育体系が整っています。同時に、現場の仲間が力を合わせて若手を育てていこうというカルチャーもあります。例えばプロジェクトの新人1人ひとりのためにキャリアアップのためのロードマップを作成してくれ、それに合わせて定期的な勉強会を開いてくれました。1人を周囲のみんなで育てる、そんな風土が根づいていて、なんて恵まれているんだろうと感じました。

誰にも負けない得意分野をこの手に

入社4年目を迎えた今、私はクラウドサービスにおけるセキュリティのコンサルティングを担当しています。まだまだ勉強中の身ではありますが、具体的には上場企業に向けて機密情報取り扱いのポリシー策定に携わっています。非常に責任の重い仕事で、私にとって初めての経験であるばかりか、当社内にもまだ知見が十分に蓄積されていない分野でもあります。そんな新しい分野を、私が主担当として切り開いていくことに大きなやりがいを感じています。

振り返れば入社してから今まで、毎年1年生に戻るような感じで、新しいチャレンジをさせてもらってきました。その局面では辛いこともあったけれど、負荷がかかるから成長できたというのも事実だと思います。
「私にはできません」と泣き言を言っても、先輩は「まあ、やってみようよ」と笑いながら背中を叩いてくれる、そんな会社なんです。入社してよかったと思うし、1年目で辞めなくて本当によかったと感じています。

次の目標は、何か自分の武器になるような強みを身につけることです。特にクラウドセキュリティに関しては誰にも負けないようなスキルを身につけて「クラウドセキュリティのことなら髙岡に聞け」と言われるようになりたいですね。誰もが認めるエキスパートとして登り詰めたいと思います。
一方でこの先、結婚や出産というライフイベントを迎えると思いますが、仕事としっかり両立させたいというのも私の目標です。周囲には産休が終わって復職した先輩、時短で働きながら子育てとうまく両立させている先輩が多くいて、私にとってよきロールモデルとなっています。私もそんなふうに仕事とプライベートを両立して、これから入社する後輩たちのお手本になれたらと思っています。

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