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NEWS

ネットワンシステムズ、全国高専向けに攻撃者視点の実践型サイバーセキュリティ演習を実施

~K-SECと連携し、SOC実務の知見を次世代人財育成へ還元~

プレスリリース

2026年3月26日
ネットワンシステムズ株式会社
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 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、全国の高等専門学校(以下、高専)を対象とした「サイバーセキュリティ演習」を2026324日、25日の2日間、KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(以下、K-SEC)と連携し、オンラインで開催しました。本演習には、全国13高専から20名の学生が参加し、当社のセキュリティオペレーションセンター(以下、NetOne-SOC)に所属する専任セキュリティアナリストによる実践的なサイバーセキュリティ演習と、セキュリティアナリストの仕事についての講義を行いました。

 本取り組みは、サイバーセキュリティ人財不足という社会課題に対し、NetOne-SOCにて日々攻撃の発生から検知・分析、初動対応までを一気通貫で対応している知見を教育に還元することを目的として2018年から継続的に実施しており、累計385名の高専生が参加しています。

 近年、企業や社会インフラを取り巻くサイバー攻撃は高度化・巧妙化しており、サイバーセキュリティ人財の不足が大きな社会課題となっています。一方で、教育現場では実際の攻撃・防御を体験できるハンズオン環境の構築や、専門的な指導者の確保が難しく、実践的な学習機会の提供が課題となっています。そのため、サイバーセキュリティに関心を持つ学生であっても、実務に直結する学びの機会が限られているのが現状です。

 こうした課題に対し、当社は通常の授業では難しい「攻撃者の視点」や「実務に即したインシデント対応」など、現場で培った経験を教育の場に還元し、学びの機会を提供しています。NetOne-SOCでは、高品質なセキュリティ分析基盤を整備する施設として、専任のセキュリティアナリストチームが高度化するサイバー攻撃を検知・分析し、緊急度・危険度を判断、初動対応までを一気通貫で担っています。これにより攻撃の有効性や影響度を考慮した高度な判定に基づく対処を可能としており、このようなセキュリティの知見を活かし、お客様のICT基盤全体のライフサイクルの全フェーズを担い、セキュリティ強化を実現している実績があります。このようにNetOne-SOCが培った実務経験を教育に取り入れるだけではなく、現場で活躍する専任のセキュリティアナリストによる授業を提供することで、技術のみならず、サイバーセキュリティと社会の関わりについて学ぶことができ、次世代のサイバーセキュリティ人財の育成に貢献しています。

本取り組みの特長

  • 実務経験を有する専任セキュリティアナリストが授業を実施
    NetOne-SOCでのセキュリティ監視・ログ解析・インシデント対応を通じて培った知見と現場経験を持つ専任セキュリティアナリストが授業を行うことにより、サイバーセキュリティ最前線の状況と危機に対応する技術と知識を提供します。また、セキュリティアナリストの仕事について伝えることで、より現場に近い実務内容を知ることができ、参加した学生の将来に向けたキャリア形成の支援につなげています。
  • お客様のICT基盤全体のセキュリティ強化を支える知見を取り入れた実践的ハンズオン
    NetOne-SOCでは高品質なセキュリティ分析基盤をもとにお客様のICT基盤全体のセキュリティを強化しています。このような実績と当社の技術力を活用し、高専単独では構築が難しい攻撃・防御演習環境1を用意しています。攻撃者の視点でサイバー攻撃の流れを体験し、攻撃の仕組みを理解することで、効果的な防御策を考える力を養い、セキュリティアナリストを目指す上で必要となる実践的なスキル習得に寄与するハンズオン演習を提供しています。
    ※1 当社は、NICTサイバーセキュリティネクサスが主導する「CYNEXアライアンス」に参画しており、本演習は、サブプロジェクトであるCo-Nexus C(CYROP: Cyber Range Open Platform)の教育コンテンツを使用し、カスタマイズの上演習に活用しています。
  • 次世代のセキュリティ人財育成に継続して貢献
    当社は本取り組みを2018年から継続して実施しており、これまでに累計で385名の学生が参加しています。教育機関との継続的な連携を通じて、次世代のサイバーセキュリティ人財を中長期的に育成する取り組みとして、社会課題解決への貢献を続けています。

<図1.サイバーセキュリティ演習で使用した講義スライド>

木更津工業高等専門学校 丸山真佐夫教授からのコメント

 ネットワンシステムズ株式会社様には、K-SECの実施事業の一つとして、2018年度から継続して国立高専学生を対象としたサイバーセキュリティ演習を実施していただいております。今回は20258月に続く今年度2回目の開催で、全国13高専の20名が参加しました。高校生の学年に相当する13年生が全体の8割以上を占め、低学年からセキュリティを積極的に学ぼうとする、意欲にあふれた学生が多く参加しています。

 毎回、少人数に分かれた各グループに対して専門社員の方々がきめ細かくご指導下さり、非常に充実した演習になっています。ふだんの授業では経験できない実践的なセキュリティ演習の機会をご提供いただき、まことにありがとうございます。

今後の展望

 本取り組みは2018年度の開始以来、毎年継続して実施しており、当社からの授業提供にとどまらず、K-SECとの協議や演習を通じた学生との交流を重ねることで、次世代のセキュリティ人財育成における課題や教育現場の実情を把握してきました。こうした気づきに加え、サイバーセキュリティを取り巻く環境の変化を踏まえながら、カリキュラムの継続的なアップデートと拡充に取り組んでいくことで、より実務に即した教育機会の提供を目指していきます。

 本取り組みで得られた知識や経験を次世代のICT人財育成支援の全体にも反映し、当社が培ってきた知見や技術力を社会へ還元することで、ICT/セキュリティ人財不足という社会課題解決と学生のキャリア支援へ貢献していきます。

実施概要

名称:高専生向け「サイバーセキュリティ演習」

日時:2026324日(火)25日(水)

形式:オンライン(配信拠点:セキュリティオペレーションセンター(NetOne-SOC))

対象:国立高等専門学校 本科・専攻科の学生

参加校・人数:1320

講師: NetOne-SOC専任アナリスト
   セキュリティサービス企画開発及びセキュリティサービス開発部門担当

主催:ネットワンシステムズ株式会社・KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(K-SEC

授業の内容

攻撃ライフサイクルの体験(ペネトレーションテスト):

  • 攻撃者の立場から、意図的に脆弱性を残したWebアプリケーションに対する模擬攻撃を実施し、マルウェア感染の一連の流れ(偵察、侵入、水平展開、目的達成)を体験。
  • Web攻撃手法やペネトレーションテストの基本をハンズオンで習得。

職業としてのセキュリティアナリスト紹介:

  • サイバーセキュリティ関連職種の概要
  • SOCアナリストとは
  • セキュリティアナリストの主な業務
  • ログ分析について
  • 業務事例の紹介

これまで参加した方の声(抜粋)

  • 様々な攻撃を実際に行い、攻撃者の視点を体験できたことは非常に貴重な経験でした。
  • 知らないことのほうが多い状態で参加しましたが、資料がとてもわかりやすく、仮想環境上で実際に動かせる点がとても面白く、セキュリティについてしっかり学べた2日間だと思います。
  • 実技演習が伴うことにより、自分自身で気づきを得ながら学習できたのでとてもいい経験になりました。
  • セキュリティについて学校では説明を受けるだけで、実際に体験する機会はあまりなかったので、今回の2日間の実習はとても良い経験になりました。ありがとうございました。

ネットワンシステムズ株式会社について

ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

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