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NEWS

京都女子大学とネットワンシステムズが
「現代社会におけるAI技術」をテーマとした産学連携授業をスタート

プレスリリース

2022年4月5日
京都女子大学
ネットワンシステムズ株式会社
PDFファイルで表示(254KB)

 京都女子大学(所在地:京都府京都市、学長:竹安 栄子)とネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、データサイエンス・AI教育の拡充を目的として、「現代社会におけるAI技術」をテーマとした産学連携授業を、本年4月より現代社会学部の授業において開始します。

 京都女子大学とネットワンシステムズは、2021年4月より「現代社会とICT」をテーマとした別の産学連携授業も行っており、本年も継続して実施予定です。

 

 本授業では、機械学習・データ分析などの仕組みや現代社会におけるAI活用事例を技術的側面から学ぶなど、データサイエンス・AIに関する知識および技術について講義します。本授業の内容は、京都女子大学とネットワンシステムズの教育サービス機関である「ネットワークアカデミー」が共同で開発します。

 

 また、実際にICT業界でネットワークシステムを中核とした事業を展開しているネットワンシステムズの女性社員(京都女子大学の卒業生を含む)がゲストとして登壇することで、学生のキャリアイメージ形成の支援につなげていきます。

背景

 内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省が連携し、大学におけるデータサイエンス・AI教育の取組みを奨励しています。京都女子大学でも、2023年4月にデータサイエンス学部の開設を予定しており、社会の多様な課題を発見する感性や、課題解決に向けて適切なデータ収集・分析・活用スキルを見つけるための文理融合型プログラムを導入する予定です。

 京都女子大学現代社会学部ではデータサイエンス学部の開設に先立ち、現代社会における機械学習やデータ分析の仕組みを技術的な側面から理解できる内容の授業を検討していました。

授業の内容

 現代社会学部の2回生以上が受講する「特講A:現代社会におけるAIを技術的側面から理解する」(約50名の受講を想定)にて、ネットワンシステムズの女性社員がゲスト講師として全15回の授業を担当します。特講という枠組みは、現代社会学部において既存のカリキュラムに加えタイムリーな話題を扱えるように用意されたものです。

 さらに、昨年度から実施している1回生科目の「情報学アプローチ」でも、全15回の授業の中で2回分をネットワンシステムズが担当しています。

 

特講A:現代社会におけるAIを技術的側面から理解する

AIの活用事例やデジタルトランスフォーメーションなどのビジネス環境の変化を学んだ後、AIを支える技術として機械学習やデータ分析、深層学習などを解説します。さらに、現代社会におけるAI活用事例の調査や、AIを活用した新しいサービスの企画を通じて、AIが現代社会にどのような影響を与えるかを技術的側面から考える力を身につけます。

 

情報学アプローチ:情報技術と現代社会(全15回中の第3回)

現代社会におけるICTの活用拡大の状況を解説します。具体的には、ICT業界の業種・職種の分類について実例を挙げながら整理し、消費者向け・法人向け双方を包括した社会全体とICTの関係性について解説します。

 

情報学アプローチ:現代社会における情報セキュリティ(全15回中の第11回)

現代社会におけるサイバーセキュリティの状況について解説します。具体的には、デジタル化・ネットワーク化が利便性向上に寄与していると同時に、サイバー攻撃の脅威が拡大していることを解説し、事例を交えながら、現代社会における脅威や対策を紹介します。

 

「特講A」「情報学アプローチ」のシラバスは以下をご覧ください。

情報学アプローチ: https://portal.kyoto-wu.ac.jp/Syllabus/syllabusView?syllabusYear=2022&syllabusNo=K1-127&kougicd=0004627&kikancd=10&request_locale=ja

特講A: https://portal.kyoto-wu.ac.jp/Syllabus/syllabusView?syllabusYear=2022&syllabusNo=K2-213&kougicd=0004809&kikancd=10&request_locale=ja

担当教授のコメント

 この度の産学連携授業について、「情報学アプローチ」を担当し、「特講A」のコーディネータでもある京都女子大学現代社会学部の宮下健輔教授は以下のように述べています。

 「情報学アプローチの講義では、社会全体におけるICTの活用拡大状況やサイバーセキュリティの重要性について、ネットワンシステムズの実際の業務経験に基づいて解説いただくことで、学生にはICTの利活用と実社会の関係性について理解を深めてもらうことができました。

 今回スタートする『現代社会におけるAI技術』をテーマにした「特講A」は、情報学アプローチの応用として、データサイエンスがどのように活用されて役に立っているかを理解するだけではなく、グループワーク等を通じて自分自身で考える機会にもなると考えています。また、社会で活躍している本学の卒業生をゲストとしてお迎えすることで、大学で学んでいることがどのように社会の役に立つかを知り、自身のキャリアを考える一つの要素となると期待しています。」

京都女子大学について

京都女子大学は、1920年に創立され、5学部・5研究科において約5,700名を教育しています。特色あるカリキュラムとして、学びの基礎や教養を身につける「共通領域」、講義・演習・実習を通して専門性を高める「専門領域」を組み合わせて、一人ひとりの夢や目標に応じた学びを組み立てることができます。また、1回生から多様なキャリア形成科目を展開しており、自立し、社会に貢献できる女性となるために必要な力を学びます。

 

ネットワンシステムズ株式会社について

ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

 

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