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NEWS

全国高専生対象「サイバーセキュリティ演習」開催 K-SECと協力し高度セキュリティ人材育成に貢献 

お知らせ

ネットワンシステムズは、社会貢献活動の一環として、KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(K-SEC)と協力し、全国の高専生を対象とした高度セキュリティ人材育成講習会「サイバーセキュリティ演習」をオンラインで開催しました。
本演習は、日々お客様の環境をサイバーセキュリティの脅威から守る最前線で活躍する当社のセキュリティ専門社員が講師を務め、全国の高等専門学校19名の学生が参加しました。

実施概要

演習内容

本演習は、巧妙化・高度化するサイバー攻撃に備えるため、基礎から実践までを一体で学ぶことを目的としています。通常の授業では扱いにくい「攻撃者の視点」を取り入れ、攻撃の流れを分析・考察することで、守りを考えるうえで欠かせない広い視点を養いました。単に知識を覚えるだけでなく、攻撃を正しく理解したうえで、効果的な防御策を組み立てるための土台を身につけることを目指しました。

具体的には、攻撃者の立場でマルウェア感染の一連の流れ(偵察、侵入、水平展開、目的達成)を体験。あわせて、意図的に脆弱性を持たせたWebアプリケーションに対して模擬攻撃を行い、Webアプリケーションへの攻撃手法やペネトレーションテスト(侵入テスト)を実習形式で学びました。これらの実践を通じて、日々多様化・高度化するサイバー攻撃に対し、技術面から確かな対応力を身につけました。

  • 「CYNEXアライアンス」について
    当社は、NICTサイバーセキュリティネクサスが主導する「CYNEXアライアンス」に参画しており、本演習は、サブプロジェクトであるCo-Nexus C(CYROP: Cyber Range Open Platform)の教育コンテンツを使用しています。

<演習の様子>

参加者の声(抜粋)

  • この二日間で、新しい視点と知識を得ることができとても良かった。
  • 様々な攻撃手法について知るだけでなく、実践することができてよかった。
    特に、最後のCTF形式のペネトレーションテストが楽しかった。
  • 非常に学びの多い濃密な二日間を過ごすことができました。ありがとうございました。

今後の展望

本取り組みは、2018年度から毎年実施しており、次回は2026年3月の開催を予定しています。今後も対象およびカリキュラムの拡充を図り、次世代を担う学生が実践的なセキュリティスキルを身につけられる学びの場を一層充実させてまいります。ネットワンシステムズは、これまでに培った知見と現場経験を生かし、次世代のセキュリティ人材育成に引き続き貢献してまいります。

木更津工業高等専門学校 丸山真佐夫教授からのコメント

ネットワンシステムズ株式会社様には、K-SEC(KOSEN サイバーセキュリティ教育推進センター)の実施事業の一つとして、2018年度から継続して全国の国立高専学生を対象としたサイバーセキュリティ演習を実施していただいております。今回は12高専19名が参加しましたが、高校生の学年に相当する1~3年生が13名と全体の3分の2を占め、低学年からセキュリティを積極的に学ぶ、意欲的な受講生が多かったのが特徴的でした。
2日間の演習では,少人数に分かれた各グループに対して、ネットワンシステムズ社の専門社員の方々がきめ細かくご指導下さり、難しい内容にもついていくことができました。ふだんの授業では経験できない実践的なセキュリティ演習の機会をご提供いただき、どうもありがとうございました。

関連リンク

セキュリティオペレーションセンター(NetOne-SOC) | ネットワンシステムズ

K-SEC KOSEN Security Educational Center