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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

今、この一瞬をこの涙を忘れない?ネットワンわくわくチャレンジカップU-10開催レポート?

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

先日のU-8大会に続き、今年で8回目を迎えたネットワングループ主催「ネットワンわくわくチャレンジカップU-10」。この大会は、大会数の少ない小学生(低学年)を対象にプレーの場や子どもたちの交流を増やすと共に、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発につなげることを目的とし毎年開催されています。(U-8、U-10の年2回)。

今回は12チームの内7チームが初参加となり、今大会が持つ目的が大分県下に広がりをみせていることに喜びを感じます。
開会式では、ネットワンシステムズ株式会社・管理本部 総務部 山形昌子シニアエキスパートから、「グリーンカード(※)」導入に伴い仲間や相手を思いやる心、素直な気持ち、フェアプレー精神の大切さが子どもたちに伝えられました。今回も137名の子どもたちが参加。前回のU-8大会に続いて参加のチームもありました。年齢の枠を超え、真剣に戦う子どもたちの姿が今回も楽しみです!

(※)グリーンカードとは

U-12年代以下の大会を対象に2004年度からJFAにより導入された制度で、フェアプレー精神を発揮した選手に示される重要なアイテム。例えば、ケガをした選手への思いやり行為や意図していないファウルプレーを素直に謝ること。熱くなって問題を起こしそうなチームメイトの阻止や、ボールがラインを超えた際の自己申告など対象となる行為は様々。育成時代に大切なフェアプレー精神を育てるべく導入されたグリーンカード精神は、会場のゴミを拾うことや用具を大切にするなどピッチ外の行動も含まれています。

また今大会のお楽しみのひとつは、ハロウィン仮装!
翌日がハロウィンという事もあり、大分トリニータのコーチたちや審判を務める日本文理大学サッカー部の皆さんも様々な仮装で体を張り(笑)会場に花を添えました。子どもたちも思わず笑みがこぼれ、興味津々の様子でした!

コロナの影響で延期となっていた今大会。当日は秋晴れの過ごしやすい天候に恵まれて、絶好のサッカー日和となりました。今回は初出場チームが多かったため序盤から、先の読めない熱い戦いの連続!先日のU-8より少しだけお兄さんな選手たちですが、監督と一緒にホワイトボードを見つめ入念な作戦会議を重ねるその姿は、ぐっと逞しく感じました。

チームのキャプテンやムードメーカーを中心に、声を掛け合う姿が印象的だった今大会。監督からの指示や、ゲームの方向性を伝え合う姿には感動すらおぼえるほどでした。まだまだ小さな体な彼らの中にはチームワークだけでなく、勝負に対する意識の高さもしっかりと育っていました。目の前の一勝にこだわり目を輝かせる子どもたちの姿に、駆けつけた沢山の保護者の方々の歓声が響き渡りました。家族の声援もまた、彼らが頑張る大きな原動力となっています。

この日多く見られたのは最後まで勝負がつかず行われたPK対決。
ゴールを祈る姿やキーパーたちの真剣な眼差し。勝負に敗れ悔し涙を流す選手たちの姿には、見ているこちらまでもらい泣きしてしまうほどでした。この悔しさや喜びは、この先の彼らをきっと成長させてくれることでしょう。

決勝戦は悲願の優勝を目指すトリニータと明治SSS。
好ゲームを勝ち抜いたチーム同士の目の離せない熱戦となりましたが、果敢にボールを運びゲームコントロールをするエースの活躍もあり明治SSSが優勝のフラッグを揚げました。会場からは、涙を流し悔しがるトリニータの選手たちにも大きな拍手と温かな声援が送られ、決勝戦に相応しい戦いの幕を閉じました。

閉会式では優勝チームや各チーム、個人賞への表彰式があり、メダルや商品が送られました。グリーンカードも積極的に参加した子どもたちに23枚ものカードが提示されました。多くの子どもたちが試合結果だけでなく、スポーツを通じて相手や仲間を敬いながら成長することをネットワングループは願っています。そしてこれからも大分トリニータと共に、このような大会を通じて未来ある子どもたちの夢を応援し続けます。