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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

共に成長・共にチャレンジそして大分の未来のために

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

※2020年11月制作VTR

~ Growing Partner ~ 共に成長・共にチャレンジそして大分の未来のために

ネットワンシステムズは、2009年から継続している大分トリニータのオフィシャルスポンサーに加え昨年より、ソーシャルアクションパートナー(※)にも参画致しました。
企業理念に掲げる「ICTの利活用を通じて、社会変革へ貢献する」を元に、大分トリニータと共にスポーツの力を通じ、地域や社会の発展に貢献できるよう推進していきます。
またアカデミーのユニフォームスポンサーとしても、トップチーム選手への育成など、未来ある子どもたちへの支援を含めた活動も継続して取り組んでいきます。

その活動の一例として昨年は、性別や年齢、障がいの有無も関係なく誰もが参加できるウォーキングサッカー「ごちゃ混ぜサッカー大会」を開催。様々な違いを越えてたくさんの方にサッカーを楽しんでいただけました。
また2020年よりネットワンがスポンサーを結ぶ、聴覚障害者だけで構成された全国唯一の女子デフフットサル・サッカーチーム「アレグリーナ」と共に、大分トリニータのホームゲームで、冠イベント「ネットワンダイバーシティ&インクルージョンデー~Hand Cheer掌で応援してみよう~」を開催いたしました。
当日は誰もがボーダレスにスポーツや応援を楽しめるような様々なイベントを行いましたが、なかでもデフフットサルの体験会では参加者の方々に、音のない世界を知ってもらう事で様々な驚きの声があがり、多くの共感を得られた事は大きな意義があったと感じています。

私たちネットワングループは今年も大分トリニータと共に、誰もが分け隔てなく過ごせる未来を創るための活動を推進して参ります。
今季も大分と共に、わくわくするような新しい挑戦をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します!

(※)ソーシャルアクションパートナーとは?
地域や社会の課題をトリニータやスタジアムを使って解決していこうとするものです。
例えば「障がいのあるなしに関わらず、一緒にスポーツを楽しめる社会づくり」をテーマにホームゲーム会場で「ユニバーサルスポーツ体験コーナー」を実施。この活動の支援が企業のCSR活動に繋がることだけではなく、人の絆や輪を大切にした社会づくりに寄与することになると確信しています。

【NetOne×Trinita ヒストリー vol.1】未来のために踏み出す一歩 —ネットワンと共にー

スポーツを通じて社会貢献活動を行いながら地域に活力を。そして未来ある子供たちに夢を。
ソーシャルアクションとはSDGsにつながるもので大分トリニータは、クラブの志としてこの活動を行っています。
そんな想いをクラブを代表して担当しているソーシャルアクション事業部の内野良純さん。
活動を通じクラブとして、また個人として何を感じるのか、またその背景にあるストーリーとは。

もっと地域に、社会にできる事を

幼い頃からスポーツが大好きだった内野さん。サッカーを極めるため鹿児島実業高校に入り、現在大分トリニータの指揮官である片野坂知宏監督とは厳しい練習に耐えた旧知の仲だと言います。その後、ギラヴァンツ北九州の前身である三菱化成黒崎サッカー部を経て、当時の大分トリニティの発足とともに入団。有能なリベロとしてチームを支え、現役引退後は大分FCへ入社しました。
営業や総務などの経験を経て内野さんは昨年、ソーシャルアクション事業部へ。

「以前よりホームタウン活動としてやってきましたが、もっと社会のために何か出来る事はないかという想いのもと、ソーシャルアクション事業部と名前を変えました。」

サッカーというスポーツだけに限らず、クラブとしても本格的な社会貢献活動となる言わば新たな取り組みへの挑戦。
内野さんはこの機会を無駄にしたくないと、ネットワンと共に様々な企画を発案しました。その一つが昨年夏に開催された、障がい者と健常者が別け隔てなく一緒に楽しめるウォーキングサッカー「ごちゃまぜサッカー大会」。色々な心配もある中、内野さんには揺るぎない自信があったと言います。

「私は小さな頃から聴覚障害を持つ両親のもとで育ったんですね。だからこそ、障がいがある方でもできる事、できない事の判断が出来るのだと思います。」

幼い頃から身を以て感じてきた経験を内野さんは今、想いを持って伝えようとしています。

障がいを超えて見える景色

また昨年末には、ネットワンがスポンサーである聴覚障害の女子デフフットサルチーム「アレグリーナ」を大分へ招待し、一般の方と一緒に行うサッカー教室を開催。

「障がい者の方は気兼ねなくサッカーを楽しめ、健常者の方は障がい者の方の気持ちを理解しながら取り組む光景は、とても大きな意義のあることだと感じました。個人的には両親のこともあったので、とても感慨深かったですね。」

実は自身も視覚障害を持ちながらプロサッカー選手としても、個人としても様々な努力を重ね歩んできた内野さん。そんな彼だからこそできること、理解できることが沢山あるのだと感じずにはいられません。

ネットワンと共に学び、成長する未来へ

「昔に比べて今は、こういうソーシャル活動を行う企業も増えてきましたが、大分ではまだまだ意識が薄い所があります。ネットワンは東京の企業として我々を冷静に見てくれますし、だからこそ本当の意味でのパートナーシップを結べると感じているので、お互いにとって“やる意義”をより高いものにしていきたいと思っています。今後は今までクラブ単体で行ってきた事を、ネットワンという企業と一緒に社会連携していきながら、私たちも成長しなくてはいけません。そしてこの活動を通じて学ばせてもらう事や知識、経験をまた新たなパートナー作りにも繋げていきたいと強く感じています。」

プロスポーツクラブとしての存在意義を地域に伝えながら、もっと多くの方へ発信していきたいという内野さん。
これは内緒だけどねと話してくれたのは、いつか障がいのある子どもたちにサッカーを教えたいという気持ちや、聴覚障害を持つトリニータの選手を作るという夢でした。
大分トリニータはスポーツの力、ネットワンはICTの利活用を通じて共に社会変革に貢献できるよう多くの共感を重ねながら、一緒に前へ進みゆく未来が今から楽しみです。

■ 内野良純(うちの・よしずみ)
大分フットボールクラブ株式会社・ソーシャルアクション事業部部長
1972年生まれ 鹿児島県出身
鹿児島実業高校卒業後、三菱化成黒崎サッカー部入団
1994年大分トリニティ発足とともに大分へ入団
1998年〜大分フットボールクラブ入社