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デザイン思考で挑むイノベーションの舞台裏:社内ワークショップのご紹介

目次

はじめに

以前のブログで、ネットワンのイノベーション創出に向けた取り組みである『ネットワンイントレプレナープログラム』についてご紹介しました。今回は、そのプログラムを構成するイベントの1つである『デザイン思考ワークショップ』をイノベーションセンター(呼称:netone valley)で初開催した様子をレポートしたいと思います!

デザイン思考ワークショップとは

開催概要

『デザイン思考ワークショップ』とは、デザイン思考のプロセスを疑似体験し、実務における仮説立案や顧客理解の重要性を学ぶことを目的として、2022年から開催している社内教育イベントです。過去5回ほど開催していますが、参加者募集を開始するとすぐに満員になる人気イベントで、デザイン思考に対するネットワン社員の関心の高さがうかがえます。

今までは全国の拠点から参加できるようにオンライン開催をメインとしていましたが、netone valleyがオープンしたこともあり、初めてオフライン開催にチャレンジしてみました。

ペルソナ・テーマ

当日は参加者を2グループに分け、グループファシリテーターが1名ずつ入りました。参加者は、別グループのグループファシリテーターをペルソナとして、提示された課題に取り組みました。

プログラム内容

『デザイン思考ワークショップ』のワーク内容は以下のとおりです。オンライン開催では以下の内容を2日間に分けて実施しますが、今回はオフラインということもあり、内容を凝縮し1日で開催しました。

ワークショップの様子

まず初めに、全員で集まってデザイン思考に関する基礎知識を学びました。ざっくりとデザイン思考のプロセスや求められる背景などを理解したところで、いよいよグループワークです。

『デザイン思考ワークショップ』は、部門・役職・年齢を問わず様々な社員が参加します。初対面のメンバーも多いので、まずはチームビルディングでお互いの業務、考え方、参加目的を共有しました。

場が和んだところで、早速ペルソナとなるユーザーへのインタビュー検討です。事前に提示された限られた情報の中からどのような仮説が考えられるか、それを深堀するためにはどのようなインタビュー項目が必要か、グループでディスカッションを繰り返しました。

そして、いざインタビュー実践。10分×2回のインタビューから得られた情報をもとに、カスタマージャーニーマップ(CJM)を作成しました。

グループで作成したカスタマージャーニーマップを俯瞰しながら、今回着目するポイント(POVPoint Of View)を決定し、POVを実現するためのアイデア発想を行いました。今回用いたアイデア発想法はクレイジー8という手法です。Googleで実践されていることで知られており、各自が30秒ごとに1つのアイデアを考え、それを8回繰り返すことで、短時間で多くのアイデアを発散することができます。

発散したアイデアの中からグループとして良いと思うアイデアを決め、それを伝えるための発表資料を作成しました。そして、最後に各グループの代表者がプレゼンを行い、質疑応答とペルソナとなるユーザーからのフィードバックをもらい、ワークは終了しました。

リフレクション

ワーク終了後、その日に得た学びや気づきを参加者全員で共有するリフレクションを実施しました。参加者からは、「小さく始めて失敗を繰り返すことの重要さを感じた」「顧客視点を持ち、相手の体験や気持ちを想像するよう心掛けたい」などの意見が出され、今後の実務に活かすことのできる学びの場となったことがうかがえました。

おわりに

今回は『デザイン思考ワークショップ』をnetone valleyで初開催した様子をお届けしました。初めてのオフライン開催ということで予期せぬハプニングなどもありましたが、無事終了し、参加アンケートでは高い満足度評価を受けることができました。

ネットワンでは『デザイン思考ワークショップ』以外にも様々なワークショップ、アイデアソン、ハッカソンなどを開催しています。今後は社外の皆様とも一緒にワークショップを開催したいと考えておりますので、ご興味のある方はぜひお問合せください!

※本記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属する組織の見解を代表するものではありません。

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