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ネットワークの災害対策について - NSX-T Federation -

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写真:榎本 真弓

榎本 真弓

本記事のワード一覧

企業ICTインフラにおけるBCP

昨今の企業のICT環境を考える上で、コロナ禍におけるテレワークの推進や、DXによる業務構造の変革等、様々な課題があります。また従来よりICTインフラにおいては、自然災害や事故などシステムの正常運用を脅かす事態が生じた際に、システムの全停止による損失を抑えるBCPの観点で、DR環境の整備が求められています。

最近の企業システムにおいては、サーバーの仮想化に留まらず、ネットワーク分野も管理機能をソフトウェア化する仮想化が浸透しており、VMware NSX®等の製品の導入が進んでいます。今回は企業ICTインフラにおけるネットワーク管理のDR環境を考える上で鍵となる、VMware NSX-T™ Data Centerの新機能である Federation機能をご紹介いたします。

NSX-T Federation 機能とは

NSX-T Data Center では、バージョン 3.0 から Federation という複数の環境を単一のシステムで管理できる機能が追加されました。この Federation 機能により、複数のデータセンターをまたいだネットワーク仮想化 NSX 環境を、より簡単に管理することができるようになりました。 Federationには、以下の概念があります。

  • グローバル マネージャ:Federation環境を管理するVMware NSX® Manager™
  • ローカル マネージャ:グローバルマネージャと連携して、各サイトでFederationサービスを提供する NSX Manager
  • リモートトンネル エンドポイント (RTEP:複数サイトに渡るGeneve によるオーバーレイネットワークを実装

出典:NSX-T 3.0 – Innovations in Cloud, Security, Containers, and Operations

NSX-T Federation の設定画面

  • NSX-T Data Center 3.1 グローバル マネージャ: NSX-T Data Center 3.1で、Federationの管理の中心となるグローバルマネージャの冗長化が可能となりました。(スタンバイ グローバルマネージャ)NSX-T グローバルマネージャの画面にて [システム] > [ロケーションマネージャー]を選択し、グローバルマネージャをアクティブ化し、スタンバイマネージャを追加すると、スタンバイマネージャとの間で構成の同期が取られます。



  • (管理対象)サイト(場所)の追加: NSX-T グローバルマネージャの画面にて [システム] > [ロケーションマネージャ]を選択し、[オンプレミスロケーションの追加]をクリックして追加します。



  • RTEPの構成: 複数の場所にまたがるゲートウェイとセグメントを作成する場合は、各場所の Edge ノードにリモート トンネル エンドポイント (RTEP) を設定し、場所間のトラフィックを処理する必要があります。NSX-T グローバル マネージャにて、[システム] > [ロケーション マネージャ] >[ネットワーク] をクリックして設定します。



  • グローバルTier0ゲートウェイの追加(Active/Active):  NSX-T グローバル マネージャにて、[ネットワーク] > [Tier-0 ゲートウェイ] の順に選択し、名前、HAモード、実行するサイトを入力し[保存]します。



  • ルーティングの確認: 外部ルータに対してグローバルTier0ゲートウェイ(Active/Active)の経路は、両方のサイト(サイト1、2)から配信されます。また、グローバルTier1ゲートウェイ(Active/Standby)の経路は、片方のサイト(サイト1)のみから配信されます。

まとめ

今回は企業ICTインフラにおけるネットワーク管理のDRを考える上で鍵となる、NSX-T Data Centerの新機能であるFederation機能をご紹介いたしました。弊社では今後も、クラウド環境における最適なインフラ基盤をご提供させていただきます。

※本記事の内容は執筆者個人の見解であり、所属する組織の見解を代表するものではありません。

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