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「netoneDay2024」つながりとアイデアを生む自社イベントの舞台裏
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ネットワンシステムズ株式会社は、2024年11月22日(金)にイノベーションセンターであるnetone valleyにてnetoneDay2024を開催いたしました。netoneDayは、コロナ禍にお客様とのコミュニケーションが難しくなったことをきっかけに、2021年にオンラインでスタートしたイベントです。現在は自社のnetone valleyで開催し、その時のニーズに合わせて形を変えて開催しています。
今回は、netoneDay開催の中心となって企画を推進したネットワンシステムズ社員と、企画から運営・集客ツール等、ご支援いただいたEventHub社に、どのような想いをもってこのイベントを開催し、そしてイベントを通じて何を得たのかインタビューしました。

写真左から
ネットワンシステムズ株式会社
服部 初
netoneDayのプロジェクトマネージャーとして全体を牽引
高橋 拓志
イベント全体の構成を企画 プロジェクトリーダーとして集客活動の統括や営業との部門間連携を担当
工藤 聖乃
テクノロジーを体感いただける企画や集客の管理を担当
株式会社EventHub
綾野 令子
イベントプロデューサーとして2年間netoneDayの企画・プロデュースを担当
近藤 河生
netoneDayでは主に展示の企画を担当
株式会社EventHubについて
EventHubは、BtoBのエンタープライズ企業の課題解決に寄与するイベント開催を強みとしたシェアNo.1(※)イベントマーケティングプラットフォームとイベントプロデュース事業(企画・運営)を展開しています。ウェビナー・カンファレンスなどオンライン・オフライン共に幅広いニーズで利用されています。
導入企業400社以上・来場者数150万人以上(2024年8月時点)
netoneDay開催の目的
---netoneDayはどのような目的で開催しているのでしょうか?

私たちの所属するビジネス開発本部プロダクトマネジメント部デジタルマーケティング基盤チームのミッションは、「つながりをつくること」です。お客様とのつながり作りを様々な手段で実施している中の一つが、2021年からスタートしたnetoneDayです。当初はオンラインで試行錯誤しながら開始しましたが、毎年開催をして回を重ねた現在では、オンラインでの配信も継続しつつ、イノベーションセンター netone valleyを活用したオフラインイベントとして開催しています。
2024年度は、3つのことを意識してプログラムを組み立てました。
1つ目の目的は中計の推進です。弊社は、創業当初はネットワークやIPインフラ領域を取り扱っていましたが、現在ではその領域は大きく広がり、セキュリティやデータの利活用にも広がっています。弊社が扱うテクノロジーやプロダクトが大幅に増え、お客様の担当領域が細分化されています。そのために今年は「誰に何を届けるか」を意識して企画をおこないました。さらに2023年の参加者アンケートからニーズをひろい、業界ごとのお客様事例も取り入れています。

2つ目は「今年の売上ではなくて来期以降の案件のためのつながりを作っていく」ことです。営業部門はどうしても今年の売上が優先事項になりがちです。だからこそ私たちはその一歩先を見て、テクノロジーや世界感をイベントで体感していただくことで将来につながるきっかけをつくりたいと考えています。リアルに体験していただく会社紹介のようなイメージですね。
そして最後は、社内向けのメッセージです。我々が扱うテクノロジーは変化が激しく日々進化をしています。サービスや業界が取り巻く環境を、コーポレート部門の社員にも知ってもらうきっかけを作りたいという想いがあります。その結果、現状の社内プロセスに変化をもたらすきっかけや、変化をしないと通用しなくなるという気付きを持てることもイベントの目的となっています。
netoneDay2024は、これら3つの目的を持って企画・運営を行いました。


イベント支援の会社からみた netoneDay
---他社開催のイベントと比べて、netoneDayの特徴はありますか
EventHub 綾野:

当社は2022年から3年に渡りnetoneDayに関わらせて頂いていますが、回を追うごとに毎年盛り上がりが増しています。その一番の要因は、関係する皆様の情熱と柔軟性だと感じています。プロジェクトの開始時に毎年「今年はどういう取り組みにするか」と言う議論をしているのですが、前年度の反省点を必ず活かして、小さな改善を繰り返していらっしゃることが伝わってきます。
他社の事例をみていると、回数を重ねても規模や盛り上がりがあまり変化しないケースも残念ながらあります。貴社のイベントが毎年パワーアップし続けている理由は、担当者の皆様の「常に改善していこうという情熱」と「小さな改善の積み重ね」によるものだと思います。特に2024年は、前年度のアンケート結果を踏まえて著名人の登壇を実現するなど、進化を大きく実感するイベントでもありました。
また他社では、毎年ご担当者様が変わり様々な情報が蓄積されていなかったり、トップダウンで決められてしまい現場が歯痒い想いをしているケースも見受けられます。ネットワンシステムズ様は数年間担当者も代わらないため、皆が同じ課題感を抱えながらアップデートをし続けています。そして、現場も上の方も皆『イベントをより良くしていこう』と同じ志を共有していることが、参加者の満足度を毎年更新し続けている最大の理由だと感じています。
EventHub 近藤:

私は会場設計などを担当しましたが、2024年はパリのシャンゼリゼ通りでウィンドウショッピングを楽しむような空間を演出しました。あえて迷路のような雰囲気で「次は何が出てくるんだろう」というワクワク感を生み出したいと考えたのです。
netone valleyは横の空間も広く、イベントで実現したい様々な表現を具体化することができました。私は『社内にイベントをできる場がある』と言うのはとても大きいと感じています。そこに行くと何かある、いつでも来ていいですよというウェルカム感やフレンドリーさはお客様との関係構築の上でも重要ですよね。
イベントに来ていただくことで、実際に仕事している場を知ってもらえること、また実際にテクノロジーを体感していただけると言うのは最大の強みだと思います。
学生時代もみんなが集まる家の子は存在感を増すように、イベントでnetone valleyを訪れて空間を見て感じてもらうことは、単なる「イベント開催場」以上の価値があると感じています。


netoneDay 2024 の成果と今後
---netoneDay開催後、社内からはどのような反応がありましたか

社内からは、「実際にお客様とビジネスのタネになる話しができた」「様々なテクノロジーを実際に体感して頂けて良かった」などの声をもらっています。イベントだからこそ、普段会えない人と会える、また会社の空気感も知ってもらえるインパクトはとても大きかったようで、商談に繋がり得るお客様の課題を、イベントを通じて100件以上もお伺いできたと聞いています
これは単に商品を紹介するだけではなく、netone valleyという場でテクノロジーや世界観を体感したことで、「こんなことをしてみたい」という色々なアイデアやインスピレーションが生まれた結果だと思います。
今回の経験を踏まえて「サービスをもっと知りたいお客様向けに、その場でハンズオンをしてみたい」「ハッカソンをしてはどうか」と、いくつものアイデアが社内からあがっているので、2025年の開催もとても楽しみです。
---お話しを聞かせていただきありがとうございました!

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