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3人のキーパーソンを通じて知る netone valley 第3回
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3回にわたり、ファシリティとICTインフラを設計した者、そして、これからイノベーション活動を牽引していく者、3人のキーパーソンの話を通じてnetone valleyを紹介していく。
この記事は第3回となります。
お客さまやパートナーと共に
イノベーションを加速させます

ネットワンシステムズ株式会社
ビジネス開発本部 イノベーション推進部長
村上 丈文
新領域のビジネス開発を担う イノベーション専任組織
イノベーションを創発し、お客さまや社会の課題を解決する。このチャレンジは、ネットワン全社を挙げて取り組むものだが、その活動に特化した組織もある。イノベーション推進部である。
イノベーション推進部の役割は、データ活用やメタバース、デジタルツイン、グリーンITなど、社会の最先端領域に対象を絞り、ネットワンが今後提供する新しいサービスやビジネスを開発すること。「先端技術のリサーチ、優れた技術を保有しているベンダーの発掘、交渉から、技術検証、プロトタイプ開発、プラットフォームの提供、教育の提供まで、取り組みは多岐にわたります」とイノベーション推進部長の村上丈文は話す。
自社だけでなく、企業や大学など外部のパートナーと共同でプロジェクトに取り組むことも多く、オープンイノベーションを掲げるnetone valleyの開設は、イノベーション推進部にとって大きな後押しとなる。
「netone valleyは、セミナールームやプロジェクトルームに加えて、ラボやカンファレンスを開催できるホールを備えており、これまで以上に軽いフットワークで先端技術を試したり、イベントを開催したりできます。連携するパートナーは地方や海外の企業も多いため、netone valleyが羽田空港に近いことも私たちにはメリットです。netone valleyを舞台に様々なお客さまやパートナーと共創して新しい価値を生み出したいですね」と村上は言う。
すでにnetone valleyのことを紹介したお客さまやパートナーからは大きな期待を寄せられており、カンファレンスやPoCの相談も生まれている。

ローカル5Gやデータ活用など 新プロジェクトがすでに始動
具体的なイノベーション活動としては、目下、ローカル5Gに関するプロジェクトを検討中だ。
超高速、多数同時接続、超低遅延といった特徴を持つ5Gネットワークには、様々な可能性があるといわれるが、その可能性を最大限に引き出す1つの方法がローカル5Gだ。一般企業や自治体などが自前の5Gネットワークを構築して利用できることから、工場のロボットや建設現場の機器の自動制御などをより高度に行えるなど、期待が高まっている。
「パートナーと共にnetone valleyのローカル5G環境を使って検証を行い、共にサービス化を検討していく計画です。また、様々なデータを取得して可視化したり、活用を前提に多様なデータを統合したり、多くの企業が取り組んでいるデータ活用の理想的なモデルもnetone valleyを舞台に追求し、ネットワン自ら『データドリブンエンタープライズ』を実践していきたいと考えています。これら取り組んでいるプロジェクトの成果などは『INNOVATION SHOWCASE』というコーナーで常時発表していきます」と村上は話す。
このように新生ネットワンの象徴であるnetone valleyには、全社を挙げてイノベーティブな企業になるという強い思いが反映され、すでにイノベーションに向けた取り組みも始動しはじめている。これからのネットワンに大いに期待してほしい。
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