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3人のキーパーソンを通じて知る netone valley 第2回
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3回にわたり、ファシリティとICTインフラを設計した者、そして、これからイノベーション活動を牽引していく者、3人のキーパーソンの話を通じてnetone valleyを紹介していく。
この記事は第2回となります。
様々な部門と連携して
お客さまに新しい提案をしていきたい

ネットワンシステムズ株式会社
テクニカルセンター長 管理本部 DX推進部長
川端 伸幸
イノベーションを見据えて 自由を意識したセキュリティを実装
ネットワンのDX推進部は、社内のICT環境の構築や運用を担っている。しかし、一般的な情報システム部門とは、求められる役割が少し異なる。
「DX推進という名称には、ネットワン自身のDXだけでなく、お客さまのDXも含まれます。お客さまに提案するテクノロジーは、まず自社で導入し、評価したり、ノウハウを蓄積したりするのがネットワンの基本姿勢。ですからDX推進部は、技術がお客さまのビジネスに役立つかどうかも見極めながら導入します。netone valleyのICTインフラでは、それをさらに強く意識し『社員とお客さまを惹きつけるオフィスインフラ』をコンセプトに、社員がお客さまに提案したくなる機器やソリューションを選びました」とDX推進部長の川端伸幸は言う。
具体的にnetone valleyのICTインフラは「自由と安全を両立するセキュリティ」「運用の効率化」、そして「高度な将来性・拡張性」という特長を備えている。
まず「自由と安全を両立するセキュリティ」を支えているのが、Cisco Secure Network Analytics(旧Stealthwatch)、Cisco TrustSec、Cisco Identity Services Engine(ISE)である。
Cisco Secure Network Analytics は、トラフィックを高度な技術で分析したり、脅威インテリジェンスによって脅威判定・検出を行ったりしながら、攻撃行動や疑わしい振る舞いを検知。TrustSecはネットワークセグメントではなく、「人」に対するアクセス制御を実現し、ISEはnetone valleyの来訪者に簡単かつ安全なゲストWi-Fiを提供する。
「以前はネットワークに簡単に入れさせないことを前提としていたため不便なことも多かったのですが、それではオープンイノベーションを目指すnetone valley にはふさわしくない。高度なセキュリティで自由を支え、利便性と安全性を両立しています」(川端)

思いついたサービスをすぐに開発 そのために多様なデータを可視化
「運用の効率化」を担っているのがCisco DNA Centerだ。Cisco DNA Centerは、ネットワークの直感的な管理を可能にするネットワークコントローラー。複数の機器の統合管理、ゼロタッチプロビジョニングなどの自動化によってネットワーク運用を大幅に効率化する。「運用工数の削減による生産性向上、障害の未然防止・早期解決への貢献に期待しています」と川端は語る。
最後の「高度な将来性・拡張性」は、よくいわれる機器の増設のしやすさではない。サービスの開発のしやすさを指す。
ワークスタイルが変わり、働く場所に対する要求も大きく変わってきている。例えば、「誰がどこで働いているかを知りたい」というニーズは、固定席の時代にはなかったものだ。そこでnetone valleyは「こんなことができるといいな」という閃きを、すぐに形にできるよう、様々なデータを可視化している。カメラやセンサーを各地に設置しているだけでなく、Cisco ThousandEyesによってネットワーク品質、Cisco Spacesによって人やモノの動きや位置を可視化している。
「自分たちが便利になるもの、お客さまによろこんでいただけそうなもの、営業や技術部門をはじめ多くの社員と連携してサービスイノベーションを起こしていきたいですね」と川端は強調する。




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