Cisco UCSをベースにした先進的なシステム構成により、クラウドサービスに必要な仮想化クラウド基盤を実現。

物流業界・業務向けクラウドサービスBiz-BLUEの開始に合わせて、Cisco UCS、VMware、EMCを組み合わせた先進的なプラットフォームを構築。高信頼性、拡張性を備えた基盤により、安定したサービス提供を支援。

企業名

SGシステム株式会社

所在地 : 京都市南区上鳥羽角田町25番地
設立 : 1983年

導入事例 仮想化クラウド基盤導入構築
課題 物流業界・業務向けクラウドサービスBiz-BLUEの立ち上げに際して、必要となる仮想化クラウド基盤を短期間で構築。
選択理由 Cisco UCSをベースに、VMware vSphere、EMC、VNXストレージによって構成された斬新な提案と、ネットワーク、サーバ、仮想化に関する高い技術力を評価。

クラウド型の新サービス開始に合わせて、仮想化クラウド基盤の早期構築が必要

グローバルITサービス事業部
クラウドテクノロジー担当部長
荒瀬 淳一 氏

佐川急便をはじめとするSGホールディングスグループにおけるITの中核企業として、全国貨物追跡システムや様々な基幹システムをプライベートクラウド基盤上で提供しているSGシステム。グループのITを20年以上にわたってサポートしてきた実積、そして、その間積み重ねてきた豊富な物流ノウハウをベースに、いまや70,000社を越えるお客様に物流システムを提供。技術者を中心とする約1200名の社員が、企画から開発、運用までトータルにサポートし、情報システムにとどまらない豊富なソリューションで、お客様の競争力強化を支えています。  約1200名の社員が、企画から開発、 運用までトータルにサポートし、情報システムにとどまらない豊富なソリューションで、お客様の競争力強化を支えています。

今回の外部向けSaaS型仮想化クラウド基盤構築について、グローバルITサービス事業部クラウドテクノロジー担当部長の荒瀬淳一氏は「ホールディングス化にともない、当社も、グループ内にとどまらず、広く外部のお客様へサービスを提供して売上向上をはからなければなりません。そこで、これまで開発してきた物流システムを、もっと汎用的に使える仕組みとして提供できないか、そう考えて開発したのが、クラウド型物流サービスBiz-BLUEです。Biz-BLUEは、物流業者のみならず、国内外の企業が利用できるようにクラウドサービスとして提供するため、新規の仮想化クラウド基盤を早期に構築することが必要でした」と、語ります。

革新的なデータセンターを構築するCisco UCSをベースにした斬新な提案を評価


システムインテグレーション事業部
技術・ネットワーク課 係長
西山 雅彦 氏

新たな基盤は、将来の拡張を見越した先進的なプラットフォームにしたいと、システムインテグレーション事業部技術・ネットワーク課係長の西山雅彦氏。「Biz-BLUEは、順次サービス内容を拡張する予定で、お客様のシステムを我々のサービスと一緒にクラウドとして提供することも構想していたため、新たな基盤はスケールアウトを前提に考えていました。また、信頼性、セキュリティは必須要件。さらに、サービス開始時期が決まっていたため、構築期間が短いという厳しい条件でしたが、これらの点をクリアする提案を各社にお願いしました」(西山氏)

そして、選ばれたのが、ネットワンシステムズの提案でした。選定理由について西山氏はこう続けます。「ネットワンシステムズは、我々の予想を越えた斬新な提案を出してきました。Cisco UCS、VMware、EMCを組み合わせた、ネットワークとサーバ、ストレージ、仮想化を統合したデータセンターの提案は、まさに私たちの要件に合うものでした。とはいえ、UCS導入は、我々にとっても初めてで、若干の不安はありましたが、説明会やテクニカルセンター等の見学を通して、技術力の高さも確認でき、安心できました。なにより新しい基盤なので、新しいことにチャレンジしたいという思いも後押ししました」と、導入決定の経緯を語ります。

シンプルなシステム構成が高可用性と運用管理の効率化を実現


システムインテグレーション事業部
データセンターテクノロジー課 係長
冨田 直人 氏

既存の2つのデータセンターが手狭になったため、新たな第3センターに構築された仮想化クラウド基盤は、Cisco UCSサーバ、VMware vSphere、EMC VNXストレージにて構成。仮想サーバ環境は、Web、AP、DBともすべてNFS接続。ネッワーク基盤は、ファイアウォールにCisco ASA、負荷分散装置にBrocade ADX、L3スイッチにCisco Nexus5500が導入されています。約2ヶ月という短期構築に関して荒瀬氏は「今回、初めて外部向けクラウドに取り組むことになり、提供するアプリケーションが最終決定していない中で基盤構築を進めたため後戻りも発生しましたが、ネットワンシステムズには迅速に対応していただき、スケジュール通り完成することができました」とプロジェクトマネジメント力を高く評価。

また、ネットワークとサーバを融合し、データセンターの仮想化を実現するUCSの導入効果について、システムインテグレーション事業部データセンターテクノロジー課係長の冨田直人氏は「今回の基盤は、Biz-BLUEを動かすと同時に、外部向けクラウドサービスの基幹ネットワークという性格も併せ持ちます。可用性、運用管理の面から、構成はできるだけシンプルにしたいと考えていました。その点、UCSは、FCoEやファブリックインターコネクトなどの技術により、ケーブル配線やシステム構成が非常にシンプルにまとめられており、運用担当者として、非常に運用・管理し易くなった」といった点を挙げられています。さらに西山氏は「新しいマシンの導入に伴う教育プログラムも緻密に組んでいただくなど、スキルの習得についても手厚くサポートしていただきました」とも語られます。

Biz-BLUEのサービス拡大のために、基盤のさらなる充実を期待

Biz-BLUEの第一弾として、荷物の配送状況を確認するトラッキングマネジメントシステムが提供されています。「Biz-BLUEは、物流業界をメインターゲットとするクラウドサービスですが、倉庫内の荷物の移動を追跡する倉庫管理システムや車両管理システムなど、他業種への展開も考えています」と、荒瀬氏は、Biz-BLUEの可能性を探っています。

その基盤となる第3センターには、障害が起きた際にも、お客様にはそれを意識させない仕組みが必要とされ、サービスの拡大に当たっては、第4センター、第5センターの開設も考えられています。また、他の企業がもつ仕組みを当社の基盤から提供するためにも、他の外部クラウドサービスとの連携も視野に。荒瀬氏は「Biz-BLUEの成功のために、さらなる基盤の充実が必要です。今回を機に、ネットワンシステムズには、さらなるサポートをお願いしたいですね」と、期待を寄せられています。

システム構成図

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