ニュースリリース ネットワンシステムズ、弘前大学のプライベートクラウドを構築

~サーバ・ストレージ・ネットワークの仮想化によって、
利用効率・運用効率の向上を実現し、消費電力量を削減~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、国立大学法人弘前大学(所在地:青森県弘前市、学長:遠藤 正彦、以下 弘前大学)の、学生および教職員約1万名が利用する情報システム基盤をプライベートクラウドで構築し、2011年2月より本格稼働を開始しました。

 このプライベートクラウドは、ヴイエムウェア社のサーバ仮想化ソフトウェア、EMC社の仮想化データセンター向けハイエンド・ストレージ、シスコ社のネットワーク、Palo Alto Networks社の次世代型ファイアウォールを組み合わせることによって、サーバ・ストレージ・ネットワークそれぞれを仮想化して構築されています。これによって、ICT資源の利用効率の向上、運用負荷の低減、消費電力の削減、セキュリティの向上を実現しています。

導入の背景

 弘前大学の総合情報処理センターでは、約1万名の学生や教職員に向けて教育・研究のための情報基盤を提供しています。そのシステムが4年ごとの更新時期を 迎えており、情報基盤整備環境を中長期的に整備するための全学的な視点での基本方針と整備計画を「情報基盤整備に関する戦略」に取りまとめ、以下の基本方 針で整備を進めることにしました。

  • 教育・研究を支援するために必要不可欠な共通基盤機能を提供
  • 情報及び情報システムの共有化・体系化・組織化
  • 重複投資の回避と資源の有効活用
  • 十分な情報セキュリティの確保

 弘前大学はこのシステム更新を担当するベンダー選定にあたり、仮想化環境を前提としたサーバ・ストレージ・ネットワークに対する包括的かつ最先端の知識・技術を有していること、また、過去8年間にわたる同センターでの保守・サポートでの運用実績を評価し、ネットワンシステムズを選択しました。

導入内容とその効果

 サーバ仮想化では、従来のシステムで稼働していた40台の物理サーバをヴイエムウェアのサーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere 4」によって仮想化し、6台のブレードサーバ上に集約しました。これによって、必要な時にすぐにサーバを使える環境を実現するとともに、サーバの台数減によって消費電力も削減しました。

 ストレージ仮想化では、EMCのNASゲートウェイ「EMC Celerra VG8」を利用することによって、ファイルサーバのデータ領域と仮想サーバのデータ領域の双方を、物理的に同一の、42TBの容量を搭載した仮想化データセンター向けハイエンド・ストレージ「EMC Symmetrix VMAX」内に統合することで利用効率の向上を実現しています。また、バックアップ用のストレージとして、29TBの容量を搭載したデータ重複排除機能を持つ「EMC Celerra NS-120」を採用することでデータ容量の節約と機器コストの削減を図るとともに、データ複製ソフトウェア「EMC Celerra Replicator V2」によって自動的なデータのバックアップを実現しています。

 ネットワーク仮想化では、シスコの負荷分散装置とコアスイッチ、および、Palo Alto Networksの次世代型ファイアウォール「PA-2050」において仮想ネットワークを構築しています。これによって、接続先の仮想サーバ単位での接続ポリシーの設定が容易となり、セキュリティ向上と運用負荷軽減を実現しています。

弘前大学のプライベートクラウド構成

プライベートクラウド構築に対するお客様のコメント

 今回のプライベートクラウド構築について、弘前大学 総合情報処理センター長・次世代型IT基盤技術開発センター長の深瀬政秋様から次のコメントを頂いております。
 「今回のシステム更新では、単なる仮想化ではなく、プライベートクラウド基盤を整備したといえます。ネットワンシステムズには高度な技術を有した人材が揃っており、これまでの8年にわたる運用実績もあることから安心して任せることができました。今後はこの柔軟なプライベートクラウド基盤を活用して学生や教職員に向けてPaaSやSaaSを提供し、卒業論文の制作や大学院での研究の支援など、よりよい教育環境を提供したいと考えています。
また、情報システム基盤を含む総合情報処理センター全体の消費電力を測定した結果、昨年同時期と比較して約20%減っていました。よって、今回リプレースした機器において消費電力削減効果があったと判断しています。」

国立大学法人弘前大学について

 国立大学法人弘前大学は、昭和24年に弘前高等学校、青森師範学校、青森医学専門学校、青森青年師範学校、弘前医科大学を母体として、文理学部・教育学部・医学部からなる大学として発足しました。その後、平成16年4月1日より国立大学法人化され、現在では、学生および教職員が約1万名在籍し、5学部、7大学院研究科、3研究所、11学内共同教育研究施設等を備える総合大学として運営されています。

国立大学法人弘前大学

ネットワンシステムズ株式会社について

 ネットワンシステムズ株式会社は、常に国内外の最先端技術動向を見極め、ネットワーク領域とプラットフォーム領域において、自ら検証した製品に高品質な技術サービスを付加することによって、お客様のビジネス成功を目的として、生産性を高め、簡便に利活用できるIT基盤ならびにコミュニケーションシステムを提供している企業です。
 技術研究やシステムの稼働検証を行うテクニカルセンター、製品の入出荷検査を行う品質管理センター、遠隔でシステムの監視・運用を行うエキスパートオペレーションセンター(XOC)、保守部材0の品質検査を行うサービス品質センター、技術者教育サービスを提供するネットワークアカデミーなど、グループ全体で充実した事業基盤を保有し、高信頼性・高付加価値ソリューションを提供しています。(設立:1988年2月、売上高:1,308億57百万円〔2011年3月期連結〕)

  • ※ NetOneSystems、ネットワークアカデミー、ロゴはネットワンシステムズ株式会社の登録商標です。その他の社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道関係各位からのお問い合わせ先
ネットワンシステムズ株式会社  広報室 Tel:03-5462-0772 E-mail:media@netone.co.jp
E-mail:mailto:media@netone.co.jp
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