お知らせ 「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」の設立について

 東北大学様より、弊社が構成メンバーとして参加しております「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」の設立について5月25日に発表がございましたのでお知らせいたします。

ネットワンシステムズは、本コンソーシアムにおいて、通信ネットワーク技術の提供によって遠隔医療システムの開発に貢献いたします。

東北大学様発表内容

 このたび東北大学は,モバイル環境において高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できるシステムを開発し,これを訪問診療・集団検診・救急現場・災害時などでユビキタスに使用できるようにすることを主たる目的としたコンソーシアムを2009年3月4日に設立しました。コンソーシアムの構成メンバーは,東北大学,ソニー株式会社,フクダ電子株式会社,オムロンヘルスケア株式会社,本多電子株式会社,株式会社ウィルコム,ネットワンシステムズ株式会社,株式会社スリーリンクスです。

 近年わが国では,医療サービスの地域格差が著しくなりつつあるばかりでなく,高齢者人口の増加による医療費増大に歯止めがかかっていません。特に東北地区では,多くの地方中核病院が医師不足によって存立の危機に陥っています。これらの問題の解決策として有効であると注目されているものが,医療における情報通信技術(ICT)の活用です。

 このような状況から,東北大学では,2003年4月から加齢医学研究所に臨床医工学寄附研究部門を設置し,遠隔医療を中心とした「IT外来構想」の実現に向けた研究に取り組んで参りました.さらに,現在,東北大学,宮城県および仙台市は2007年10月から,先進予防型健康社会を目指した「広域仙台地域知的クラスター創成事業(第2期)」を展開しており,この動きを受けて本コンソーシアムでは,高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できる遠隔医療システムの開発をめざすことにしました。今回,本コンソーシアムの設立を公表するとともに,「広域仙台地域知的クラスター創成事業(第2期)」の協力の下に開発中である試作システム「電子診療鞄」を次のようにご紹介いたします。

  1. 1) 「電子診療鞄」は,PHSや携帯電話によるモバイル環境において,高画質映像や音声ばかりでなく心電図・血圧などの生体情報を遠隔地にいる医師に伝送する機能を有します。
  2. 2) 個人認証機能と暗号化通信方式により,セキュアな通信が確保されます。
  3. 3) 患者から医師への高画質映像通信により,対面診療に近い環境を実現します。
  4. 4) インターネット環境が完備していない一般家庭や救急車などの移動体での利用も可能であり,訪問診療・集団検診・救急現場・災害時などでユビキタスに使用できる可能性があります。
  5. 5) 生体データを計測する端末装置を組み合わせることができるため,疾患の種類に応じた在宅医療や一般人の健康管理など,使用目的に合わせた柔軟な運用が可能となります。
  6. 6) パソコンを中心に構成していることにより,生体データから診療記録までを電子データとして管理できるため,将来的にはレセプトのオンライン処理や電子カルテとの連係が可能となります。
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