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  1. サステナビリティ
  2. ESGの取り組み

リスペクトとフェアプレー相手を大切に思うこと、感謝すること~ネットワンわくわくチャレンジカップU-8開催レポート~

ABOUT ~この記事を書いた人~

SHIOTSUKI NATSUMI

大分市出身。2009年よりネットワンシステムズ(株)専任フォトライターとして“大分トリニータの今”を社内向けにレポート。
その他、大分県内を中心にスポーツや企業紹介、観光関連、グルメなど様々なジャンルのフリーライターとして活動は多岐に渡る。

今年で8回目を迎えたネットワングループ主催「ネットワンわくわくチャレンジカップ」。この大会は、大会数の少ない小学生(低学年)を対象にプレーの場や子どもたちの交流を増やすと共に、スポーツを通じた健康づくりの普及啓発につなげることを目的とし毎年開催されています。(U-8、U-10の年2回)
ネットワンシステムズ株式会社・竹下隆史代表取締役社長からは「ボールをつなぎ、仲間と一緒に喜び、そして失敗を悔しがる。スポーツには皆さんの成長の糧となる材料がいっぱいつまっています。コロナの影響で、なかなかお友達と一緒に遊ぶ機会も無かったかもしれませんが、秋空のもとみんなで楽しみましょう。」とメッセージが寄せられ、今回も約120名の子どもたちが参加。回を増すごとに参加チームも増え、コロナ禍となる前は県外からの参加もみられるようになりました。年齢を感じさせない熱いプレーの数々と、チームワーク、そして子ども達の沢山の笑顔は見ている私たちの心を打ちます。今回は10月2日に行われたU-8大会の模様をレポートします!

季節外れの夏日となった大会当日。
開会式前から、あちらこちらでボールを蹴ったり走ったりと久しぶりの大会に喜びを隠せない子どもたち。開会式では大会の注意事項や、今回から導入された「グリーンカード」(※)の説明が伝えられました。

(※)グリーンカードとは

U-12年代以下の大会を対象に2004年度からJFAにより導入された制度で、フェアプレー精神を発揮した選手に示される重要なアイテム。例えば、ケガをした選手への思いやり行為や意図していないファウルプレーを素直に謝ること。熱くなって問題を起こしそうなチームメイトの阻止や、ボールがラインを超えた際の自己申告など対象となる行為は様々。育成時代に大切なフェアプレー精神を育てるべく導入されたグリーンカード精神は、会場のゴミを拾うことや用具を大切にするなどピッチ外の行動も含まれています。

サッカーの技術や結果だけではなく、スポーツを通じて人としても大切なことを学ぶ場となるよう願いが込められたこの大会。開始から熱気あふれる試合が続きました。今回は6チームが初出場とあり、先の読めない好ゲームの連続。
小さな体で精一杯ピッチを駆け巡る子どもたちの姿に、大きな声援が響きました。

ハーフタイムには、コーチの話をまっすぐに聞く真剣な眼差しが印象的。ゲームボードを見ながら、全員で作戦を練って一致団結する姿勢や何事にも素直に向き合い、取り組む姿は私たち大人も学ぶことが多く見られました。予選リーグの結果に伴い行われた順位別トーナメントもまた白熱。体を張ってボールを追い、大きな声で仲間を鼓舞する子どもたち。“絶対に負けられない戦い”はU-8の中にもしっかりと生まれていました。

決勝戦は奇しくも昨年と同じトリニータvsドリームキッズFC。どちらも譲れない激しい戦いとなり、駆けつけていた保護者の皆さんもチームひとつとなって戦いました。この大会の常連で優勝経験もあるドリームキッズFCが勝者となりましたが、涙を流し悔しがるトリニータの選手たちを大きな拍手と激励の言葉が包みました。お互いをリスペクトし戦いながらもこぼれ落ちた涙は、またひとつ彼らを成長させることでしょう。

閉会式では優勝チームや各チーム、個人賞への表彰式があり、メダルや商品が送られました。嬉しそうに商品をのぞき込みながら、笑顔で帰る子どもたちの様子に私たちも微笑ましい気持ちに包まれたこの日。ネットワングループは大分トリニータと共に、このような大会を通じて未来ある子どもたちの夢を応援しています。

パラスポーツに挑戦!

そして翌日、ネットワンシステムズ株式会社の社員がホームゲームで行われるパラスポーツ体験にチャレンジしました。この日の種目は「アンプティサッカー」!
片足で上手くバランスを取りながら、ボールを蹴るのは想像を超える体力が必要。元日本代表の加藤誠さんに指導を受けながら、競技の難しさを知ったネットワンの皆さん。“知る”から、“体験する”ことで思いやりのある、多様性を尊重した社会をつくりたいというネットワンの目指す世界。皆さんもぜひ足を運んでみてくださいね。

アンプティサッカーに挑戦する、西日本事業本部社員の面々