ファイルサーバ運用における様々な課題

ファイルサーバの容量は、年間1.5倍になると言われています。導入時にデータ量の増加率予測を誤ると、新しいファイルサーバを追加することになりかねません。これでは運用も大変で、トータルコストの増加につながります。初期段階での適切なサイジングと、拡張性の高い設計が重要です。

社員・派遣社員を含めて、「誰が、何時、どのファイルにアクセスしたのか」ということを正確に把握できるユーザ管理や、ユーザ毎の利用可能容量(Quota)の制限、保存可能なファイルの制限などの検討が必要です。

ISMS、内部統制やJ-SOXへの対応のために、全社で共通化したファイル管理基準が求められています。
ユーザは、自分のアクセスしたいファイル/フォルダに対して、複数のファイルサーバが透過的に見え、サーバを意識せずにアクセスしたいと感じています。

拠点に分散したファイルサーバを1箇所に統合することができれば、運用負荷の軽減やサービスレベルの均一化、セキュリティの確保もしやすくなり、最適な投資にもつながります。しかしながら、WAN経由でファイルアクセスをした際に、快適に利用できるかという不安を解消しなければなりません。

バックアップやリモートサイトへのデータレプリケーションの検討が不十分で、テープにバックアップしていても実際にデータを戻せ
るかは、やってみないとわからないとい場合があります。データの重要度に応じて、適切なRTO(Recovery Time Objective)とRPO(Recovery Point Objective)の運用基準を明確にする必要があります。

全てのファイルをファイルサーバに保存しておくと、ストレージの容量増大に伴い、コストもかかります。データの生成から破棄までのライフサイクルを把握し、管理することで、利用頻度に応じてファイルをコストパフォーマンスの良いストレージに移動させて、TCOを大幅に削減する運用が注目されています。
急激な情報量の増加のため、ファイルサーバの増設や追加が頻繁に行われています。これは、パフォーマンスの低下やセキュリティレベルの低下、運用管理負荷の増大という、新な課題をもたらします。また、ファイルサーバ毎の使用量のばらつきによる無駄な投資、信頼性を確保できない、データの持ち出しをトレースできないなど、様々な問題が顕在化しています。これらを解決するのが“ファイルサーバ統合ソリューション”です。
|